【人間関係のストレスを抱え込んでしまうあなたへ】気が楽になる考え方や無理しない方法を紹介ー職場のストレス

しんどいちゃん

職場の人間関係がストレスなのですが、自分1人で抱え込んでしまいます。
無理がかかっていて、限界を迎えそうです……。

かに

それは大変ですね……。がんばりやさんなあなたは特に、無理をしすぎないことが何よりも大切かもしれません。
今回は、気が楽になる考え方や無理しない方法を紹介していきます。

まずは、自分の身を守ることが最優先

職場の人間関係に疲れたとき、おさえておきたいポイントは、まずは自分の身を守ることが最優先だということです。
「自分が健康である」という前提の中で、できることをしていきましょう。

がんばりやさんは特に「自分でなんとかしなきゃ」という気持ちになる人も多いです。
自分で解決しようとすることは素晴らしい姿勢ですが、知らないうちに負担が大きくなってしまうこともあります。

人間関係は相手と自分の問題であり、自分だけで抱え込むのは本当に辛いことです。

向き合った分の成長は必ずありますが、自分の限界を超えて心身ともに疲弊してしまっては元も子もありません。
場合によっては「ここまでやるけど、これ以降は諦める」などある一定割り切って向き合うことも大切になってきます。

頑張りすぎてしまう人へ。気が楽になる考え方

人間関係の問題に頑張りすぎてしまう人へ。
ここからは、気が楽になる考え方を紹介していきます。

助けを求めるのも強さ

周囲を頼ることが「弱さ」と感じてしまうことがありますが、そうではありません。
なぜなら、自分の状況を周囲に伝えることは怖さも伴うことだからです。
「これを言ったら、周りからどう思われるだろう？」「もし拒絶されたらどうしよう」などのような怖さがあるものです。

そのような怖さを越えて、自分の本心を話せることは誰もができることではないのです。
全く弱くはありません。

小さな一歩を大切に

がんばりやさんは、すべてを一気に解決しようとすることもありますが、期待値が高いと余計に疲れてしまう可能性があります。

まずは、できる範囲で小さな変化を起こしてみましょう。
そして、その小さな一歩をしっかりと認めることが大切です。

人間関係は特に、瞬時に解決する問題は少ないです。
少しずつの積み上げが大切なので、小さな一歩や変化を見ていく努力もポイントになります。

休むことも「がんばり」

人間関係は、中長期で見ていくことが大切です。
一点集中で早期に何とかしようと思うと、上手くいかないストレスに疲れ切ってしまいます。

なので、そのようなときは、休むことも「がんばり」。
休み休み、じっくり進みましょう！

自分が何か行動をしたが、一度休憩。
休みながら、相手の反応を待つこともできますよね。

1つの問題に執着してパワーをかけすぎず、細く長く見ていく姿勢も重要なのです。

人間関係を「解決しない」という選択肢もある

どうしようもないときは、発想を大きく変えて、人間関係を「解決しない」という選択肢もあります。

がんばりやさんは「解決しなければならない」と思ってしまうことも多いですが、すべての問題を解決する必要はないのです。

ときには、問題を「そのままにする」選択も有効です。
特に、人間関係の複雑な問題は、自分ができることとできないことを見極める力を持つことが大切です。

いくつかの「解決しない」考え方を紹介していきます。

1人で解決しない

どうしても解消できない人間関係のストレスがある場合は、信頼できる同僚や上司、もしくは人事部に相談することも選択肢の1つです。

自分1人で抱え込んでも解決しそうにない。途方に暮れる。
……そのような問題は、思い切って他者に助けを求めることがおすすめです。

会社で起こる人間関係の問題は、あなただけの問題ではなく、組織の問題だと捉えることもできます。
周囲にSOSを出し、フォローをしてもらいましょう。

”今”は解決しない

自分の体力や気力が落ちているときは、問題解決を急がないことも大切です。

問題は早く解決したくはなりますが、自分が疲れている状態では冷静な判断が難しくなり、かえって状況を悪化させてしまうこともあります。
解決策を誤るだけでなく、さらに疲れてしまうこともありますよね。

休むことは、自分を整えて、再び前に進むための大切な準備期間と捉えることもできます。

また、今すぐ解決できない問題でも、少し時間を置くことで自然と解決の糸口が見えてくることもあります。

特に、職場の人間関係や複雑な状況は、感情的に関わりすぎると視野が狭くなりがちです。少し距離を取って問題を見つめ直すことこそ、新しい視点や解決策が浮かぶきっかけになる可能性も大いにあるのです！

解決せずに、他の環境に移る

頑張ってもどうしようもなかったり、自分が疲弊してしまったりしたときは、他の環境に移ることも大切な選択肢の1つです。

特に、職場の人間関係が限界に達し、心身の健康が影響を受ける場合、自分を守るための行動として、新しい環境を探すことは決して逃げではありません。

どんなに努力しても、すべての人とよい関係を築けるわけではないのです。

環境を変えることで、新たな視点やチャンスを得ることができますし、自分に合った職場や人間関係に出会う可能性も高まります。

自分にとって最適な環境で働くことが、成長やモチベーションにも繋がります。
移ることを恐れず、今の自分に必要な選択を冷静に見極めることが、長期的な幸福と安定への一歩になる可能性もあるでしょう。

かに

一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ

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“３か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営

【経歴】
・人事系研究員（専門：20～30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践）
・大手転職エージェント（企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス）
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供

美味しいごはんと温泉が好き