【20代前半の転職活動】面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介!
20代女性です。転職活動中です。
まだ仕事経験は浅いのですが、面接でどのようなことを話せばよいでしょうか?
想定質問と回答例を知りたいです!
転職にチャレンジするのですね!頑張ってください!!
今回は、想定質問と回答例をいくつか紹介します。
この記事では、20代で仕事経験が浅い方への面接質問と回答例をいくつか紹介します。
経験が浅い場合は、専門スキルを問うというよりは、基本的なビジネススキルを確認する場合が多いでしょう。
また、ポジションへの意欲や今後のキャリアプランを聞き、長期的に在籍してくれる人なのかも確認する傾向があります。
しっかり対策して、内定を獲得しましょう
自己紹介をしてください
質問意図:
冒頭で、応募者のコミュニケーション能力や自己理解を確認しています。
ポイント:
長々と話さず、要点を絞って、端的に話すのを心がけましょう!
また、最初は緊張することも多いので、早口になりやすいので注意が必要です。
聞き取りやすいスピードに調整して話します。
伝わってほしい言葉は特に、はっきり話すとGood!!
(面接官が要点を掴みやすくなります)
口角をあげて、表情が硬くならないようにするのもポイントです
面接官に関心を寄せてもらいたい(追加質問が欲しい)ポイントをちりばめて、自己紹介をつくるといいですね!
実際に例を見ていきましょう。
回答例:
「田中みきと申します。大学では経済学を専攻し、卒業後は株式会社〇〇で営業職として2年間勤務しました。そこでの経験を通じて、顧客対応力やチームでの協働の重要性を学びました。今回、御社の〇〇な理念に共感し、培った協働力がさらに発揮できるのではと思い応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。」
みきさんは「コミュニケーション能力」や「協働のスキル」を強みにして、そこを面接官に深堀してほしい意図を持っているのが分かります。
失敗例:
想定される失敗は下記のようなことが挙げられます。
- 長々と話してしまい、要点が不明確になる。
- 前職の不満やネガティブな話題に終始する。
- 自分のスキルや経験が話に含まれていない。
自己紹介は、面接の雰囲気づくりにもなります。
ポジティブな印象を先に与えれば、あとが楽になるので、緊張するかもしれませんが何とか乗り切りましょう!!
どうして転職しようと思ったのですか?
質問意図:
転職理由を確認し、会社とのマッチングを見極めています。
ポイント:
面接官は「今の仕事で嫌なことがあったから転職する」というようなネガティブな理由での転職を嫌う傾向があります。
転職したとしても、また嫌なことがあったら辞めてしまうリスクを感じるからです。
そのため、ポジティブな理由を中心に話すことが大切です!
前職もよいのだけど、さらにキャリアアップや新たな挑戦をするために、転職をする、というようなストーリーにするのがおすすめです!
面接企業のよいと思った点や、それがなぜ今の会社では叶わないのかなどの点を織り交ぜて話すと、転職する必要性が高まりますね。
実際に例を見ていきましょう。
回答例(田中みきさん):
「前職では営業として多くのお客様と接する機会がありましたが、1社のお客様に深く入り込むというスタイルではありません。お客様と密に関わりたい気持ちを持つ私にとっては、物足りなさを感じておりました。御社の営業は、お客様に長い時間をかけてヒアリングしたり協働したりしながら課題解決を行うと伺い、魅力に感じ、転職を決意しました。」
商材の違いなどから、企業によって営業スタイルが違うことがあります。
みきさんは、今よりもっと深くお客様と関わりたいという気持ちを持っています。今の職場ではそれが日常的には叶えられず、営業スタイルが自分の希望と近い会社に転職を考えたわけですね。
失敗例:
想定される失敗は下記のようなことが挙げられます。
- 前職の批判や不満を強調しすぎる。
- 応募企業の魅力を理解していない。
応募企業で叶わないようなことを言ってしまっては、合格にはなりません。
ミスマッチを防ぐためにも、事前に企業研究はしっかり行いましょう。
自分の強みと弱みについて教えてください
質問意図:
自己認識の深さや成長意欲、弱みに向き合うスタンスを持っているかを確認する意図があります。
ポイント:
強みは具体的なエピソードを交えて話すと説得力が増します。
弱みもしっかりと伝えた上で、それをどのように捉えているのか、改善策や克服のための努力はどのようなことをしているのかを話しましょう。
弱みは「ない」方がよいのではと聞かれることもありますが、企業によっては「考えが浅い」と捉える場合もあるため、伝えた方がよいでしょう。
ただし、弱みは仕事に大きな支障をきたさないものを選ぶのがおすすめです。
具体例を見ていきましょう。
回答例(田中みきさん):
「私の強みは、コミュニケーション力と協働の力です。例えば、前職でお客様から無理難題が入ったときにも、お客様の意向を丁寧に聞き取り、迅速に対応することで信頼を得られました。「田中さんにお願いしたい」と指名もいただくことができました。一方で、弱みは時にこだわりを持ちすぎてしまうところです。現在は自分の特徴を理解しているので、優先順位を意識し、効率的に業務を進めるよう心がけています。」
お客様からの実際の声もあり、説得力が増します。
また、弱みについても、対応策を実行までしていることが好印象です。
失敗例:
想定される失敗は下記のようなことが挙げられます。
- 強みを具体的に説明できない。
- 弱みを全く挙げない、または大きな問題点を挙げる。
- 弱みを正直に言い過ぎて、ネガティブな印象を与える。
弱みの伝え方は注意が必要です。
面接官も応募者のダメなところを聞きたいわけではありません。
弱みを認知できているか、そこに向き合い改善行動を取れているかを知りたいのです。
そこに応える内容に調整しましょう!
チームでの仕事経験について教えてください
質問意図:
協調性やチームでの協働スキルを確認する意図があります。
ポイント:
自分の役割や貢献を具体的に説明することが大切です。
面接官は、チームで協働する意識を持てているかを確認します。
独りよがりの行動ではなく、関係者を意識して行動できていることをアピールしましょう。
また、実際にどのような行動が、どのように貢献につながったのかを示せるとGoodです!
さらに、チームの協働経験から学んだことなども伝えられると好印象です。
仕事は人との協働によって成り立つことが多いです。
自分勝手に進めるのではなく、相手の立場に立って行動することができることをアピールするとよいでしょう。
具体例を見ていきます!
回答例(田中みきさん):
「前職では、5人のチームで新製品の市場調査プロジェクトを担当しました。私の役割はお客様のヒアリングや数値データ収集と、その情報をもとにした分析でした。定期的なミーティングで他のメンバーと意見を交換し合い、最終的には全員の協力でプロジェクトを完了させました。この経験から、協働の重要性とコミュニケーションを密に取り合うことの大切さを学びました。」
失敗例:
想定される失敗は下記のようなことが挙げられます。
- 自分の貢献を過小評価しすぎる。
- チームの問題や失敗のみを強調する。
「私なんて何もしていない」と自分を過小評価している人もいます。
面接では本当に「何もしていない人」と受け取られてしまうことも多いので注意しましょう。
しっかりとやったことについてはアピールすることが大切です!
1つのポジションに、複数の応募者の面接が行われていることが多いです。
自分のPRをしないと、他の応募者に奪われてしまいます!
5年後の自分はどうなっていたいですか?
質問意図:
キャリアビジョンや将来の目標を確認する意図があります。
企業としては、採用したらある程度長く働いてもらいたい気持ちがあり、中・長期的に見た中でのマッチ度を確認したい気持ちもあるでしょう。
ポイント:
具体的なキャリアを話せるように準備しておくとよいでしょう。
ただし、1つに定める必要はありません。(すでに定まっている場合は、それを自信をもってお話しください!)
「AかBの道に進む可能性が高いと現時点では考えています」などパターンがいくつかあってもよいです。
応募企業での成長や貢献を考えて、意識的に応募企業でのイメージを織り交ぜながら話すと効果的です。
また、自分のスキルアップへの取り組みなども考えている場合は共有するとよいでしょう。
かにも中途採用の面接した際に数年後のビジョンを聞かれ
「現時点ではAに進みたい気持ちがありますが、BやCの選択肢もあり得るかと考えています」と面接官に伝えた記憶があります!
回答例(田中みきさん):
「5年後には、御社で営業チームリーダーになっていたいと考えています。お客さんに深く入り込むことを自分でもしつつ、育成にも興味があるため、自分の経験をもとにチームメンバーの成長をサポートできる存在になっていたいです。現在も、その目標に近づくためにコーチングスキルを習得し、コミュニケーションがよりスムーズに進むよう努力を重ねています。」
みきさんは、目標を述べるだけではなく、実際に目標に近づくための行動もしているので、言動の説得力が増しますね!
小さなことでもトライをしている場合は、どんどんアピールしていきましょう。
失敗例:
想定される失敗は下記のようなことが挙げられます。
- 非現実的な目標を掲げる。
- 応募企業でのキャリアビジョンが全くない。
面接官にも目標へのリアリティが伝わるような話し方がGoodです!
「無理でしょ?」「地に足がついていないな」「うちじゃ叶えられないな」などと思われてしまうと、合わないと判断されてしまうため気をつけましょう。
失敗経験について教えてください。その時どう対処しましたか?
質問意図:
諦めない意志の強さや、問題解決のスタンスを確認する意図があります。
失敗や上手きいかないこと、困難な問題への対応をどのようにしたかは、企業も特に気にするポイントです!
実際の仕事でも、上手くいかないときにどのように壁を越えていくかが成長のキーになるからです。
ポイント:
失敗を具体的に説明し、学んだことと、今生かしている行動を伝えられるように準備しておくとよいでしょう。
学んだだけではなく、行動をどのように変えたかということもポイントになります。
行動を変えたことで、プラスの結果が出ていたら尚よいです!
小さなことでもOKなので、振り返って探してみてください。
回答例(田中みきさん):
「前職で新規のお客様を担当した際に、初期の段階でお客様のニーズを十分に把握できず、提案が受け入れられませんでした。その後、お客様と丁寧にコミュニケーションを何度も取り、ニーズを正確に把握することで、次の提案では成功できました。この経験から、お客様の真意をつかむヒアリングの重要性を学びました。このときの経験が今のアポイントでも生きており、ヒアリングではお客様が本当に望むことを深く聞くことを意識しています。」
失敗例:
想定される失敗は下記のようなことが挙げられます。
- 失敗を他者のせいにする。
- 失敗から学んだことや改善策を示さない。
失敗をそのままにすることが最もマイナスの印象を与えます。
過去の失敗に向き合っていない場合は、よい機会なので面接前に棚卸しして、可能な限り行動を変えていきましょう。
面接対策にとどまらず、今後の成長にもプラスの影響をもたらします!
この記事では、20代で仕事経験が浅い方への面接質問と回答例をいくつか紹介しました。
経験が浅い場合は、専門スキルを問うというよりは、基本的なビジネススキルを確認する場合が多いです。
また、ポジションへの意欲や今後のキャリアプランを聞き、長期的に在籍してくれる人なのかも確認する傾向があります。
しっかり対策して、内定を獲得しましょうね