【仕事のミスを減らす】やらかしを減らすメリットや成長に変える方法
仕事を頑張ってはいるのですが、ミスしてしまいます。
改善策を教えていただきたいです……。
仕事のミスをなくすことは、ごきげんに働くために必須です!
今回は、仕事のミスについて考えていきましょう!
仕事のミスを減らすメリット
仕事のミスをなくすことは、ごきげんに働く土台づくりとして大切です。
ミスが多いと必要以上に時間を削られるだけではなく精神的にも大きなダメージを受けてしまい、なかなかよりよくしていくトライをすることができなくなってしまいます。
まず仕事のミスをなくすことでどのようなメリットが得られるかを見ていきましょう。
仕事をスムーズに進められる
- 効率化:ミスが少ないと、ミスの個所を修正したり、ミスの経緯を謝罪したり、進んでしまったフローをストップさせたりすることがなくなり、業務がスムーズに進みます。
- コスト削減:ミスが少ないと、無駄なコスト(再作業、返品、クレーム対応など)が削減されます。
精神的に安定する
- ストレスの軽減:ミスが多いと、周囲への罪悪感を感じたり、自己肯定感が下がったり、精神的なストレスが増えるでしょう。ミスを減らすことで心理的な負担なく仕事をすることができます。
- 信頼の構築:ミスが少ないと、会社のメンバーやお客様などからの信頼を得やすくなり、長期的な関係構築につながります。周囲から信頼されている状態は非常に心地よく、仕事のモチベーションにもダイレクトに関わります。
ミスをなくすことで、ごきげんに働く基盤を確かにすることができます。
自分のパワーを「物事をよりよくしていくこと」に使うことができます。
ミスを減らすために大切なこと
ミスを減らすために大切なことを紹介していきます。
大切なことは、ミスに必要以上に落ち込まないこと・ミスをしたあとに行動改善をすること・周囲の人に誠実に向き合うことです!
下記で、具体的にお伝えしていきますね。
ミスに必要以上に落ち込まないこと
想像してみてください!
仕事以外でも何か慣れないことをするときに完璧にこなせますか?
……慣れないうちはなかなかスムーズに進みませんよね。
仕事ができる・できないにかかわらず、多くの人が仕事をしていればミスはします。
ずっと完璧でミスなく、そしてメンタルも安定し続けている人はいません。
*そう見えても裏で努力している人はいますよね!
ですので、ミスに必要以上に落ち込まないことが大切です。
「自分はダメだ」などと責める必要はありません。
適切にミスが起きた原因を振り返りつつも、精神的に自分を追い込むことはやめましょう!
ミスをしたあとに行動改善をすること
人間には失敗はつきものです。
大切なのは、ミスをしたあとの行動をいかに改善していくかです。
行動改善を続けていくことで、ミスが少ないベースを整えていくことができます。
苦手なことや嫌なことだと特に、逃げたくなるときがどうしても出てきます。
そのようなときは「もっと状況が良かったら」「もっと早く気付いていれば」「〇〇さんが悪い」など周囲の人や環境のせいにしがちです。
視点が外に向いてしまうと、結局解決が遠のいてしまうので、常にベクトルを「自分」に。
「自分で何とかしていく」と決め続けることが大切です。
3か月で下記のことをしていきましょう。
- 今までのミスについて振り返りをしていない場合は、振り返り学びに変えていきましょう!
- 今後ミスをしないように、土台を整えていきましょう!
かつての私はすぐ人のせいにする癖がありました。
「もっと早く言ってよ」「わかりにくい伝え方のせいで失敗した」と悪口ばかり。それじゃあ何も変わらないんですよね。
周りにいた人が離れていって、状況はどんどん悪くなりました。「こんなんじゃ何も変わらない。自分が変わるんだ、何とかするんだ」と腹をくくった瞬間から、状況が少しずつ良い方向に変わっていきました。
周囲の人に誠実に向き合うこと
ミスをしたあと、周囲の人への申し訳なさや怒られる恐怖から、ミスの関係者との接点を取りにくくなるかもしれません。
しかし、そのようなときこそ、誠実に関係者と向き合うことを心に決めましょう。
誠実な態度は相手にも伝わり、長期的な信頼関係を築く土台になるでしょう。
>>誠意が伝わる謝罪をする
>>ミスを隠してしまったあとの対処をする
ミスをしたときのマインドセット
ミスをしたあと、落ち込んでしまうのは当然です。
自分を大切な人を見るような目で見て、つらいときほど寄り添ってあげてくださいね。
そのうえで、気持ちを切り替え、次に進むための考え方を紹介していきます。
- 最後まで責任をもつ:上司や先輩がミスの対応を代わりにやってくれたとしても、最後まで自分が責任を持つという姿勢を持ちましょう。ミスに向き合う姿勢は、関係者に伝わります。
- ミスから学ぶ:ミスは失敗ではなく成長の機会と捉えることもできます。同じミスを繰り返さないように、学んで行動を変えていきましょう。
- 周囲への感謝の気持ちを忘れない:「上司だから、部下のミスを処理するのは当然」という姿勢は信頼を失います(自分が上司側だと想像して、されたら嫌ですよね……)。フォローしてくださった方々へ感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
ミスを成長に変える3ステップ
ミスをしたあと、落ち込んで何も手につかない……
なんてことも多いかもしれませんが、それはもったいなさすぎる!
ミスしたあと最も大切なことは、失敗を学びにしていくことなのです。
ミスを成長に変えていくメリットをお伝えしつつ、ミスを成長に変える3ステップを続けて紹介していきますね!
ミスを成長に変えるメリットは?
仕事の成果や充実につながる
失敗は自分の行動や決定の結果として生じるものであり、プロセスで何がうまくいかなかったのかを理解するチャンスです。
失敗したあとそのままにせず改善していくことで、今後のミスを防ぐことができます。
ミスを防ぐだけではなく、改善していくことでプロセスがよりよくなり、仕事の成果や充実につながることもあるでしょう。
失敗に向き合うと、得られるものが非常に多いのです。
リスク管理能力や対応力の向上
リスクの管理方法についても学ぶことができます。
自分の特徴や仕事の進め方の改善点に気づくことで、ミスを防げる仕組みや適切に対処する能力を磨くことができるでしょう。
たとえば「自分は見落としをしがちだから、指差し確認をしよう。重要なチェックは、自分1人ではなく数名にWチェックを依頼することをしよう」など。
また、困難に対する適応力が高まります。
幼いことは深く傷ついていたことも、今となっては「そんなことで傷つかない」と思えるようなことがあると思います。
そのように、人は経験したレベルのことへの耐性を身に着けていくのです。
「今」は苦しいかもしれませんが、この苦しさを乗り越えるだけ自分が強くなれていると考えるとよいでしょう。
周囲から応援してもらえる
失敗を率直に認め、それを学びに変える姿勢は、他者からの信頼を得るために重要です。
失敗に向き合うことは、精神的にハードルが高い場合もあります。
また、向き合えば新たな改善行動をしていく必要が出てくるでしょう。
そんな大変なことに前向きに取り組む姿勢を見て、周囲は応援したくなるのです。
特にチームリーダーなどの役割を担っている場合は、失敗を個人のせいにするのではなく、チームの学びとして前向きに昇華していくことが大切です。
メンバーとの信頼関係を築くきっかけになることもあります。
関わる人・自分自身への感謝が湧いてくる
失敗を振り返るプロセスで、自分自身や他者に対する感謝の気持ちが込み上がることがあります。
自分に関わってくれている周囲のメンバーや頑張っている自分を思い浮かべると、結果としては失敗してしまったかもしれないけど、プロセス上の学びは積みあがっていることに気がつきます。
今後は、プロセスでの学びを生かし、再チャレンジしていけばよいのです。
お世話になった方々、頑張った自分自身を認め、感謝し、次につなげていきましょう!
苦しい状況を乗り越えるプロセスで自己肯定感が高まる
失敗を乗り越え学びに変えていくプロセスで、自己肯定感が高まっていきます。
苦しい状況を乗り越えることで、自信がついていくのです。
また、頑張っていく中で、手を差し伸べてくれる人が出てきたり、物事がうまく進むようになり、自分の力を信じられるようになっていくでしょう。
困難を乗り越えるプロセスを周囲は見ています。
誠実に取り組む姿勢を見て、周囲は信頼をよせるでしょう。
相手の痛みに寄り添える自分になれる
失敗は誰もが経験するものです。
失敗を経験することで、他者の苦労や挑戦の意味を理解し、共感することができるようになるでしょう。
人の痛みを知ると、優しくなれます。
相手と共感し、つながりを持つ嬉しさを体験できるようになっていくでしょう。
ステップ1:前向きな心構えを持つ
失敗から学び成長するためには、前向きな心構えが大切です。
失敗を「学びの機会」として受け止め、失敗から分かったことを大切にし、次回の挑戦に生かしていきます。
失敗は誰かのせいにするのではなく、自分の責任として受け入れることが重要です。
自分ができること、できなかったこと、そして今後どうすればよいかを自分事として考えることで、はじめて価値に変わります。
行動すれば必ず何かが起きます。
前向きな気持ちで行動していきましょう!
ステップ2:振り返りを行う
起きた事実の振り返り
失敗が起こった際には、事実に基づいて、なぜそのような結果に至ったのかを振り返ることが大切です。
すぐに何とかしたいと動きたくなりますが、まず状況を整理していきましょう。
「こうしたら上手くいくのでは?」と仮説を持って行動を変えていくのです。
仮説を立てるためには、具体的にどこで何がうまくいかなかったのか、どのような決定や行動が失敗の原因だったのかをしっかりと捉えていくことが大切です。
事実と解釈を分け、事実にフォーカスしていきます。
不安や焦りが生じていると自分で悪い妄想を広げてしまうこともあるので、いったん取っ払うことを意識するとよいでしょう。
おすすめの振り返り方法
おすすめの方法は、紙に書きだしたり、状況を見える化しやすいツールを使うことです。
そういったものを使って、自分の頭の中にあるものを見えるように外に出して、客観的に眺めていくことがポイントです。
感情や捉え方の振り返り
感情や捉え方の振り返りも重要です。
感情の振り返り
- 感情を理解する: 失敗や困難が起こったときにどんな感情だったのかを振り返ります。怒り、失望、不安など、感じた感情を認識し、その感情が行動や判断にどう影響したかを理解します。
- 感情の受容: 自分の感情を否定せずに受け入れます。感情は自然な反応であり、それ自体が間違いではありません。感情を受け入れることで、それらをコントロールし、建設的な方向に導くための第一歩となります。
捉え方の振り返り
- 自分の捉え方を知る: 失敗や困難に直面したときの自分の捉え方や考え方を振り返ります。もし改善したいものが見つかった場合、具体的なアクションを考えていきます。たとえば「自分はダメだ」「これ以上はできない」という考えをアップデートしたいと考え、「まだまだ伸びしろがある」「次はうまくいく方法を見つける」という前向きな考えに変えることができます。
捉え方は自分の働きかけ1つで一瞬で変えられます。
捉え方が変わると行動が大きく変わるので、丁寧に振り返る価値はあります。
ステップ3:行動を変えていく
学びを具体的に言語化していく
失敗から得られた学びを言語化していきます。
失敗した原因を振り返った気づきをもとに、他の選択肢や行動パターンがあったかどうかを再確認していきます。
より項目を細かく分けて考えていくと、行動にうつしやすくなるでしょう。
小さいことからでも、まず動いてみることが大切です。
行動を決めていく
失敗からの学びに対して、行動計画を立てることが必要です。
せっかく考えても、行動しないと、現実は変わっていきません。
自分のできることから、積み上げていく意識を持ちましょう。
大きすぎる目標を立ててすぐに挫折しないよう注意が必要です。
気分に左右されないように、「いつ、〇〇をする」というところまで詳細に決めていくことをおすすめします。
たとえば私はToDoリストを作っていますが、行動内容をかなり細かく設定しています。
「コーチングを受けてみる」という行動を起こそうとしたら「コーチング会社を探す」「ピックアップした会社を比較する」「申し込みをする」など小分けタスクにします。
そうするとはじめの一歩が踏み出しやすいです。
進捗がつかめますし「出来た!」と自分を褒められる回数が増えて気持ちがいいです(笑)
小さな成功体験を継続的に積み上げられるようにしていきましょう!
もっと深く知識を入れたい場合、本を読むのもおすすめ!
>>ミス対策のおすすめ本を見てみる
少しずつでも改善していくと、積みあがっていきます。
3か月でも変化しているはずです。
ぜひ、今の状態をメモしておいて、3か月後に見返してみてくださいね!
今回はここまでです。お疲れさまでした!
次のステップ「機会獲得」を見ていきましょう!
下記をクリックして進んでくださいね。