新しいことをすると、なぜ不安や怖さを感じるのか?ー理由と対処法を紹介
新しいことをはじめたい気持ちはあるのに、どうしても一歩踏み出せません。この原因はどんなところにあるのでしょうか。
それはもったいないですね!
今回は、新しいことをするとなぜ不安や怖さを感じるのかについて、理由と対処法をご紹介します。
新しいことをはじめる不安や怖さの正体
多くの人が、新しいことをはじめると、不安や怖さを感じやすい傾向があります。
新しい世界が広がる可能性が待っている、わくわくするもののようにも思えますが、どうして不安や怖さが生まれるのでしょうか。
「これからどうなるか」未来への恐れ
新しいことをはじめると、想像しにくい未来を感じながら走ることになります。
一度やったことがあることは、ある程度起こることを予想できるかもしれませんが、初めてのことはそうはいきません。
そのような不確実性は、人に不安感をもたらします。
不安の感じ方は人によって様々ですが、強く感じてしまう人もいるのです。
変化への適応疲れ
何かをはじめるということは、今までやっていた何かをやめるということです。
それに伴い、日常のルーティンが変わったりもします。
今まで自分がやりやすかったやり方を変化させるのは、一定のストレスがかかります。
また、はじめる前にある程度かかる時間を想定していたとしても、実際にやってみたらもっと必要だった、なんてケースもざらにあります。
となると、時間配分を再検討して、新しい配分で過ごせるようになるまで無理しなければならない瞬間も出てくるかもしれません。
適応期間は、そこまで長くはないにしても、そこで心身ともに大きな負荷がかかる場合もあります。
かには、新しいことをはじめたときは、緊張感がある一定取れなくて、眠りが浅くなったりします。
他者との比較や評価への恐れ
あたらしいことをはじめると、今までとは違った”周囲”が生まれます。
何か目指すものがあったりすると、比較する人や状況が増えていったりもします。
時には、相手をうらやましく思ったりもするでしょう。
人と比べるのに価値はない、とは思いつつ、意識しちゃうときもありますよね。比べて自分の至らなさにテンション下がるという…(苦笑)
また、今までのコミュニティの人に「自分が新しいことをする」ことを伝えたときに、喜んで応援してくれる人もいれば、そうでない人もいるのが事実です。
新しいことをはじめる不安や怖さを乗り越える方法
不安や怖さを感じても、それを乗り越えてチャレンジしていきたい。
壁を乗り越える方法をいくつかお伝えしていきます。
不安・怖さのメリットを生かす
不安・怖さは、見方を変えれば、自分を痛みから守ってくれるアラート機能とも言えます。
「本当にいいの?」「そっち行ったらこうなっちゃうかもしれないよ!」と危険信号を出してくれているのです。
リスクについての感度があるということは、あらゆることを事前に想像できるという長所とも言い換えることができます。
不安・怖さが強い人は、そのアラートをいったん適切に受け取りましょう。
思いつくだけ思い浮かべて、最初にリスト化するのもありです。
そして、現実的に起こりやすい確率を考えて、確率が高いものは、起きたときの対処法までを考えておくとよいでしょう。
これをするだけで、「なんとなく不安」はなくなり、精神的にもだいぶ安定します。
さらに、リスクヘッジもできますから、一石二鳥です。
終わりにするラインを決める
新しいことをはじめたら乗り越えなければいけない困難な場面は必ずあります。
ですが、それが自分の限界を超えてしまい、破綻してしまってはどうしようもありません。
新しいことのために、柔軟に変えられるライン、どうしても変えられないラインはどのようなところにあるのか。
このラインに達するまでは、諦めない。達してしまったら、諦める。
(諦めるというか、適切にやめて、違うことに時間を使う、というイメージかもしれません)
最初に決めてしまえば、進んでいくプロセスの中で「やっぱり止めた方がいいのかな」などと思う必要がなくなります。
未来は誰もわからず、そのたびに自分で選択をしていかなければいけないわけですが、最初にある程度イメージして、「Aパターンだったらこうする、Bだったらこうする」と決定を先回りしてしておけば、未来の自分の負担がへります。
不安感も軽減するはずです。
目的に熱中する
はじめるタイミングや、やっているプロセスの中で、人と比較したり、自分にダメ出しをして、行動ができなくなることがあるかもしれません。
そのときは、改めて最初に決めた目的に集中しなおしましょう。
周囲の影響を学びに活用するのはいいのですが、それ以上に影響されすぎてしまうと、それによってゆらぎ、行動がぶれてしまいます。
そのようなときは、一番の指針になる「目的」に立ち返り、自分が今すべきことを再度思い返すのがおすすめです。
失敗したときにそばにいてくれる仲間をつくる
どんなに努力しても、上手くいかないこともあるでしょう。
そんなときに、泣き言を聞いてくれる仲間の存在は、何にも代えがたいです。
かには、仲間に「もし失敗したら、一緒に飲みに行って!!!」とあらかじめお願いしていました(笑)
実際に、何度も失敗して傷ついて、そのたびに助けられました。
本当にありがたいです。