価値観の違う人とどのようにコミュニケーションをとればいいか?ーアサーションをヒントに解説
価値観の違う人と話すとき、自分が我慢せずに、でも関係性を壊さずコミュニケーションをとる方法はありますか?
違った考え方を持つ人とのコミュニケーションは難しいですよね。
今回は、自分も相手も同時に大切にしながら対話を進めていく「アサーション」という方法を紹介します!
この記事では、価値観の違う人とコミュニケーションを取っていくために、自分も相手も同時に大切にしながら対話を進めていく「アサーション」という方法を紹介します。
この記事を読み終えるとお互いの価値観を大切にしながら、コミュニケーションを取るポイントを掴むことができます。
この記事を読んで、価値観の違う人とも、素敵な関係が築けるようになれば幸いです
アサーションとは
アサーション(assertion)とは、自分も相手も大事にして、自分の言いたいことは言うものの、相手もしっかりと尊重したうえで行われるコミュニケーションです。
自分の意思を押し通そう、というわけではなく、「わたしたち」の視点で、よりよい結論を見つけていきます。
お互いが自分らしく、ともに未来をつくっていける感じが、かにはとても好きなのです。
価値観の違う人といかにコミュニケーションをとっていくか
では、いかにコミュニケーションを取っていけばよいでしょうか。
下記では、アサーションの考え方から、価値観の違う人とコミュニケーションをとるときに、意識した方がよいことをいくつかピックアップしていきます。
”自分”も”相手”も尊重する意識を持つ
コミュニケーションはお互いの協力によってよりよいものになります。
しかし、意識せずにいるとどちらか一方が尊重され、どちらか一方が我慢するという構図になってしまうリスクもあります。
お互いを尊重しあうことを意識してコミュニケーションを取っていくことが大切です。
陥りがちなパターン
- 「相手と関係性を壊したくないな…。本当は同じ意見じゃないんだけど、賛同しよう。私が我慢すれば場は乱れない」(自分が我慢している)
- 「絶対にこの意見が正しい。他の意見は違う(大声で怒鳴る)」(相手が我慢している)
相手を大切にするくらい、しっかりと”自分”も大切にすることがポイントです!
人はみんな多様な価値観を持つことを受け入れる
人は、みんな違った遺伝子を持ち、違った社会環境の中で経験をしてきています。
似ている人はいますが、価値観が全く同じ人は1人もいません。
これは、当たり前のことですが、いざコミュニケーションをとるとその前提が抜け落ちてしまいがちです。
アサーションは、自分も相手も尊重するスタイル。
ぜひ、「相手のめがねはどんなものだろう?」と意識しながらコミュニケーションをとってみてください。
言葉の真意を確認する
違う人同士がコミュニケーションをとるのですから、一瞬で分かり合うなんて無理なわけです。
相手が言った言葉に「?」が付いたときには、ぜひその真意を確認してみてください。
真意を確認する問い
- どうしてそう思うの?
- そう感じた理由を教えて!
「?」や違和感はそのままにせずに、聞いてみましょう。
ぜひ、相手を知りたい~!という気持ちで、聞いてみてください。
アサーションを深めたい方は、こちらもおすすめです!
「価値観」について考えるのもおすすめ
「自分はなぜこう思うのだろう?」
「相手はなぜそう捉えるのだろう?」
……人がどのようなものの見方をしているかは様々です。
自分や相手がどのような価値観を持ち、世界をどう見ているのかを改めて考えてみるのもおすすめです。
もっと詳しく人間関係について知りたい場合は……
・相手との関係をよりよくするにはどうしたらいいの?
・相手が何を考えているのか分からない……
・どうしたら価値観の違う人ともうまくコミュニケーションを取れる?
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この記事では、価値観の違う人とコミュニケーションを取っていくために、自分も相手も同時に大切にしながら対話を進めていく「アサーション」という方法を紹介してきました。
ぜひ、お互いの価値観を大切にしながら、コミュニケーションを取ってみてください!少しずつ歩み寄ることが大切です。
価値観の違う人とも素敵な関係が築けるようになることを、心から祈っています