【転職活動事例】営業から事務へのキャリアチェンジ体験記~自己分析・情報収集編~
転職活動の具体的事例を知りたいという方向けに、今回は営業職から事務職への転職に成功したあやかさんの「自己分析」と「情報収集」の事例を紹介します。
*複数の実例をまとめたフィクションです
20代女性のあやかさんは、営業職として働きながら「自分には事務職が合っているのでは……?」と感じていました。
あやかさんは誰かをサポートすることや、細かい作業に集中することが好きです。
また、Excelのデータ活用スキルやPowerPointでの書類作成スキルも持っており、そのスキルを活かしたいと感じていました。
現状分析:自己分析とスキルの棚卸し
自己分析
事務職が合っているかなと思うものの、「何となくそうかな?」という曖昧な気持ちだったため、時間を確保して自己分析をしました。
自己分析で分かったことはこれからも生かせると思い、自分が納得するまで丁寧に行いました。
休日にまとまった時間をとって、自己分析の本数冊を参考にしながらまとめていらっしゃいました。
自分だけではまとまらなかったり、ヒントが欲しかったりしたときは、友人とご飯に行ったついでに相談にのってもらっていたようです。
スキルの棚卸し
あやかさんは、自分が今持つスキルを整理しました。
あやかさんの営業現場では、PowerPointで提案資料は作るものの、あまり多用はしなかったようです。(Excelはほぼ活用タイミングなし)
ですが、あやかさんはスキルの棚卸しをすることで、ご自身でExcelとPowerPointを使った経験があり、難なくこなせるスキルを持っていることに気づきました。
職場では使わなかったもののスキルとしては持っているので職務経歴書に書きました。
会社の業務以外で使ったスキルも、転職を希望する業務に有利なものがあったら、どんどんアピールしていきましょう!
独自で経験したスキルが通用するか不安だったため、事務職での活用シーンを調べ、自分が持つスキルでどの程度対応できるのかをテストしてみました。
想像だけではなく実際にやってみた経験から、面接時にも「やってみて出来ました」という回答をすることができますね!
未経験職種でも、自分の実体験をもとに話が出来ることは、面接官に好印象を与えます。
情報収集:求人情報と業務情報
事務職の求人情報を収集
転職エージェントを複数社登録して、事務職の求人情報を探しました。
また、キャリアアドバイザーも数人から話を聞き、自分がどのように動いていけばよいかを計画しました。
どのエージェントでも求人内容は同じものも多いですが、非公開求人や単独でもらっている案件がある場合もあります。
情報を取り逃さないためにも、あやかさんは複数社登録しました。
また、キャリアアドバイザーも自分との相性も見たいため、複数人会いました。
事務職で働く人に話を聞く
あやかさんの友人で事務職の人がいたので、仕事内容やキャリアパスなどについて話を聞きました。
また、現在の会社でも事務の人がいたため、それとなく充実していることや大変なことを聞いてみました。
実際に働いている人から生声を聞くのは、イメージが湧くのでおすすめです!
ぜひGoodな側面だけではなく、大変なこと・苦労したことなども合わせて聞くようにしましょう。
事務職のマイナス面も聞きましたが、あやかさんにとっては大きな問題にはならなかったので、ますますキャリアチェンジの意欲が高まりました。
また、実際に話を聞くことで、事務職として価値を上げるためにどんなことができればいいかも情報収集できたようです。
人と話すことで、想定していなかった情報をもらえることもあります。
こういった情報は、自分で動いた人の特権ですね!
専門家に意見を聞く
あやかさんは、もし今回の転職が成功した場合、自分にとって大きなキャリアチェンジになるため、有料のキャリアコーチングを受けていました。
短期だけではなく、長期的に自分が納得いくものになるのかを検討したかったようです。
キャリア設計などが自力でできる人は、記事や動画などの情報をみながら検討していくとよいでしょう。
ですが、それに慣れていなかったり、決断を丁寧に進めたかったりする場合は、お金を払ってアドバイザーに依頼するのもよい選択です。
あやかさんは、活動を通して「自分は事務職をやりたい!」「事務職でのキャリアを積んでいきたい!」という気持ちがどんどん強くなり、転職の決意が固まりました。
しっかり自分の中で腹落ちできたこともあり、その後の活動でもブレることなく、希望したポジションに内定をもらうことができました!
あやかさんは、何となく「事務職かな?」という感覚はあったものの、しっかり時間をとって整理したり、情報収集したりしました。
例え大きなキャリアチェンジでなくても、勢いで転職してしまうと後悔することもあります。
検討を重ね、納得いくものにしていきましょう!