転職3ヶ月の壁がつらすぎる…ーあるあるな悩みと対処法
せっかく転職活動して新しく会社に入ったのですが、大きなストレスを感じます(涙)
転職、間違ったのでしょうか?
それはつらいですね…。
今回は、転職したあと、最初の頃に起きやすいストレスとそれを乗り越える方法をお伝えします!
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
転職3ヶ月の壁とは?
「転職3ヶ月の壁」とは、新しい職場や環境に慣れるまでの時間に、様々な原因によって、仕事を辞めたくなってしまうことをいいます。
新しい仕事や職場に馴染むまでには、通常数ヶ月かかることもざらではありません。
そうだと頭ではわかっていながらも、気持ちが付いていかない方も多いのではないでしょうか。
転職の初期段階にどのようなストレスを感じやすいのかを理解したうえで、どうしていけばいいのかを考えていきましょう。
転職後3ヶ月に感じやすいストレス
下記のデータをご覧ください。
パーソルキャリア株式会社が、「転職直後(入社後1~3ヶ月程度)のストレスの有無」についてアンケート調査をした結果です。
転職直後は、多くの人がストレスを感じていることが分かります。
転職直後(入社後1~3ヶ月程度)のストレスの有無
実に80.7%の人が「ストレスがあった」と答えています。「ストレスはなかった」と答えたのはたったの19.3%。
つまり、転職後に何らかのストレスを感じることは当然のことなのです。
https://doda.jp/guide/naiteitaisyoku/threemonths/
入社後3ヶ月程度は、多くの人にとって、新しい環境に適応していく時間「適応期」にあたります。
個人によって異なりますが、多くの場合は、ストレスも起こりやすい期間ともいえます。
では、そのような適応期に起こりやすいストレスは、どのようなものがあるでしょうか。
新しい業務や仕事の理解
転職先でも以前と同じような仕事をする場合でも、環境やプロセスが違うことがあります。
今まで慣れたやり方とは違うことをするということは、人間にとっては大きなストレスになります。
新しい方法をすることへの、不確実性や不安がストレスを引き起こすのです。
新しい人間関係を築いていく
全く新しい環境の中で、上司やメンバーを知っていく必要があります。
コミュニケーションや相互の理解が必要ですが、それには一定の時間と労力がかかります。
新しい人との関係をつくっていくときに、私たちは、相手の性格や好み・コミュニケーションスタイルなどを少しずつ知りながら、コミュニケーション方法を相手に合わせて変えていきます。
つまり、最初は、相手の反応が予測しづらく、不安を感じながら、コミュニケーションをとっているのです。
常に不安感を感じながらのコミュニケーションは、相当なエネルギーを必要とし、いつも以上に疲れを感じるでしょう。
人に頼ることが出来なくて苦しいという方は、こちらもおすすめです。
組織文化への適応
新しい組織の文化や価値観、ルールを知り、そこに適応していくには、時間とエネルギーが必要です。
同じ業界の企業だとしても、まったく組織文化が違うということも多々あります。
組織文化のようなものは、「これをする」「あれをする」などと、明確にHow Toが示されていないことも多いのです。
(多すぎるし、組織によっては当たり前となっていることなので、Howにしきれないのです)
そのため最初は分かりにくく、理解していくまでに苦労することもあるでしょう。
その中で自分のパフォーマンス発揮
上記のように、そもそも適応に時間がかかる中でも、ある程度のパフォーマンスを出していくことが求められます。
新しい組織の上司と話し、自分の役割を理解して、行動にうつしていくことを求められます。
慣れるうちは、組織文化や人間関係などベースのものをキャッチアップしながら、成果もある一定出さなければならないということで、結構なストレスがかかることが分かります。
かにちゃんのごきげんジョブチャンネルでは、3か月でがんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介していきます
・転職成功への道のり
・キャリアアップの道のり
・人間関係を築く道のり
…という3つのカテゴリーを用意しているので、ご興味のある方はチェックしてみてくださいね。
ページへはこちらから
転職3ヶ月の壁を乗り越えるための方法
では、そのような環境の中で、壁を乗り越えるためにどうすればよいでしょうか。
頼れる人を1人でも見つける
分からないことが多い中で、気軽に相談できる人を、たった1人でもいいのでいち早く見つけることが重要です。
まずは、業務上関わりそうな人に、自分からコミュニケーションをとっていきましょう。
自分のことを伝えて、分からないことを頼らせてもらいながら、相手を理解していきます。
(頼ったあとの感謝を忘れずにしましょうね!)
人とのつながりは、困ったときの最大の助け舟になります。
かにも、何度も救われた経験を持っています。
フィードバックを受け入れる姿勢を持つ
新しい環境では、今までのやり方が通用しないこともあります。
「今まではこれでうまくやってきた」という自信は、心の中に持っておきながらも、周囲の人に、フィードバックを求めていきましょう。
そして、もらったフィードバックは、積極的に受け入れ、いったんは素直に取り入れてみるのがいいです。
自己ケアを怠らない
新しい環境に適応していく中で、何かトラブルが起きなくても、大きなストレスを感じます。
普段より疲れやすくなるのが当たり前だと考えて、リラックスする時間を意図的に多く作っておきましょう。
体調を崩してしまっては元も子もありません。
焦る気持ちに流されず、どんなときも「健康第一」はしっかり守っていきましょう。
身を置く環境を変える検討を進める
どうあがいても今の環境では難しいという場合は、環境を変えることも大きな選択肢の一つです。
ただし、時期尚早にならないように、深く検討しましょう。
転職も選択肢の1つですが、社内異動が出来るかを検討したり、違う業務にアサインしてもらうなども可能性として考えられます。
転職を並行して検討したい方は、こちらもおすすめ!
環境が劣悪だったり、様々なトライをしても難しい場合の最終手段として持っておきましょう。