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【転職に踏み切れない理由②】転職を失敗したくない・家族の反対への不安

takemiyuki20@gmail.com

転職は自分の状況をよりよく変えていく選択肢の1つです。

ですが、変化も大きいため、転職したいのになかなか踏み切れない人も多いでしょう。

転職に踏み切れない相談事例としてよくあるケースを紹介していきます。
※今回は2回目で、1回目(転職に踏み切れない理由①)では、新しい環境・年収・自分のスキルへの不安を紹介しました。

転職に踏み切れない理由1: 現職での人間関係がよく離れがたい

職場での人間関係がよければよいほど、転職に対して不安が大きくなっていくことがあります。

たとえ仕事上の人間関係とは言えども、信頼関係が生まれるほど、自分にとっての居場所になっている可能性があるのです。

最初は仕事関係のやり取りだったものが、徐々に相手の人柄やプライベートのことを知っていく中で、仕事以外の会話も弾んでいきます。

上司や同僚としての立ち位置だけではなく、何でも相談できる先輩や友達に関係が深まることもあるでしょう。

私自身も仕事関係の人とは、深く信頼関係ができることが多いため、自分の心の内を話せる存在になることが多いです。

となると、その人とのコミュニケーションが少なくなったり、転職先で同じような関係を築いていったりすることが不安になります。

新しい環境にうつる場合、踏ん張らなければいけない時期はあると分かりつつも、行動にうつすためには一種の思い切りも必要です。

解決策: キャリア目標を改めてはっきりさせる

現職での人間関係がよく離れがたい場合、自分のキャリア目標を再確認することが大切です。

自分の仕事人生を見ていくときに、目指す場所に到達するために、経験しなければならないこと・つけなければならない力があるはずです。

そのため、改めて自分が目指す目標が何なのか?どのくらいそこに行きたいのか?を明らかにすることが重要なのです。

現在の人間関係が大切であることは素晴らしいことです。

ですが、その場所で自分が目指すキャリアに必要な経験が積めるかはまた話が違います。

今の場所に留まることがキャリア全体にとってどのくらい重要かを考えると、転職する意義が見えてくるかもしれません。

また、現在の職場で築いた人間関係は転職後も続けることももちろんできます。

新しい環境に慣れるまでは、定期的に相談に乗ってもらうなどの方法もあります。

いずれにしても、自分のキャリアを見直し、自分にとって転職がどのくらいの重要かを再度検討することがおすすめです。

転職に踏み切れない理由2: 転職を失敗したくないというプレッシャー

転職を失敗することに対する恐れも、決断を鈍らせる要因となります。

「次の職場が合わなかったらどうしよう」
「もう一度転職をすることになったら、評価が下がってしまいそう」

などというプレッシャーは多くの人が感じるものです。

特にかつて転職した先が自分の想像と異なる経験をした人や、転職自体初めての人は、転職を失敗する不安が大きくなる可能性が高いです。

解決策: 事前情報収集&入社後の行動を事前に考えておく

どんなに事前に調べても、転職先でのリスクを完全にゼロにすることはできません

ですが、事前に念入りに情報収集をしたり、入社後の行動を考えておくことで一定のリスクヘッジができます。

事前情報収集は、会社のこと、そして自分のことをしっかりと整理し、自分にマッチした会社を探すために重要です。

自分の中での優先順位を決め、周囲の情報に流されないための軸を持つ必要があります。
こちらで詳細を書いていますので、ご覧ください。

合わせて読みたい
【企業選びのポイント】自分に合った求人を見つけて、応募してみよう!
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また、たとえ転職先が自分が思い描いた環境出なかったとしても、転職において大切なのは、成長や学びが得られるかという視点です。

新たな環境で自分は何が得たいのかをはっきりとイメージしておくことで、どんな環境からでも成長を得られます

そのスタンスで日々過ごすことではじめはイマイチかもしれないと思っていた環境が、最高の環境への変化することも往々にあるのです。

転職に踏み切れない理由3: 働くこと自体にやりがいを感じなくなってしまった

「やりがいが感じられない」という感情が長期間続くと、働くこと自体へのモチベーションがなくなってしまう可能性もあります。

キャリア的に考えると環境を変えた方がいい場合でも「今の仕事も悪くはないのかもしれない」「本当に転職が必要なのか」と、そのままの状況に留まってしまうケースも少なくありません。

新しい環境に行くという決断をすると、またエンジンをかけなければならず、動き出しの負荷を感じる可能性はあります。

ですが、現状は長期的に見てリスクがある可能性が高いため、一度立ち止まって自分の現状を見直すことも重要です。

解決策: やりがいの再定義

働くこと自体にやりがいを感じなくなってしまった場合は、一度自分が何に心を動かされる人なのか、やりがいについて見なおしてみることがおすすめです。

「自分がどのような状況でやりがいを感じるのか」「仕事のどの部分に充実感を見出すのか」「どのようなときにワクワクするのか」などを整理しましょう。

現職でその要素が欠けているのであれば、転職先でそれを実現できる可能性があるのかを検討することで、判断がつきやすくなります。

転職に踏み切れない理由4: 家族や周囲の反対

転職は自分だけでなく、家族や周囲の人にとても大きな影響を与える可能性があります。

特に、家族が望む方向性と、自分の望む転職先が離れている場合、調整が難しくなるでしょう。

私が転職業界にいて多くの転職希望者と接していたときに、家族の反対で泣く泣く転職を諦めた人を何人も見てきました。

家族のためを思い、キャリアを選択することも大切です。

ですが、自分の人生であるということも忘れてはなりません

解決策: 家族や周囲とのコミュニケーション

家族や周囲の反対があった場合、相手とよく話し合うことが大切です。

本当にやりたいことであれば、相手も理解してくれる可能性が高いです。
もしかしたら、反対している相手はあなたの考えを知らないだけかもしれません。

転職の目的や期待すること、リスクについて共有し、自分が短期的・中長期的にどのような未来を描いているのか話しましょう。

相手も納得できるような具体的なキャリアプランをつくる過程で、自分の意思がさらに固まってくることもありますので、トライしてみるてください。

かに
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転職に踏み切れない多くの不安がありますが、解決策を講じ、考え方を見直すことで、不安を和らげることができます。

自分が本当に望む働き方やキャリアプランを見つけられることを祈っています。

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かに
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一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営

【経歴】
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供

美味しいごはんと温泉が好き
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