コーチング

「コーチングが疲れる…」ーコーチングの時間がつらいと感じてしまったら?

takemiyuki20@gmail.com
しんどいちゃん
しんどいちゃん

職場でコーチングを受けています。
そこで、「仕事での目標」「より良くしていくためにどうすればいいか」などについて沢山問われます。
上手く答えられないですし、正直今の仕事でいっぱいいっぱいで考えられません。
「何か答えないと」とプレッシャーに感じ、逆に悩んでしまいます。

かに
かに

それは、逆効果に働いていますね。
その時間が、”コーチング”になっているのか疑問です…(涙)
コーチングの前提を確認しながら、コーチングを受けない方がいいときをご紹介していきますね。

コーチングが大切にする前提

そもそもコーチングとは何でしょうか?
まずコーチングが大切にしている大前提を共有します。

コーチングの時間は、相手のための時間

コーチングは相手のための時間であり、相手が自分で気づいていくことを促します。
大前提、コーチは、相手の状況や必要にしていることに焦点を当てて進めていかなければいけません。

ですが、そうなっていない場合もあるのかもしれません。
たとえば、コーチングの時間が、コーチのための時間になってしまい、問いが誘導質問になってしまうNGケースも考えられます。

しんどいちゃんがされた「仕事での目標」「より良くしていくためにどうすればいいか」という問いは、しんどいちゃんの状況を鑑みた問いでしょうか?

コーチが「何とか頑張らせたい」というコーチの目的をもって誘導質問をしているとしたら、しんどいちゃんにとって逆効果に働く可能性もあります。

受ける側にもエネルギーが必要

コーチングは、コーチだけが進めていくわけではなく、両者による双方向のプロセスです。
コーチングを受ける相手にもエネルギーとコミットメントが必要です。

相手が受ける価値を感じていなかったり、答えをコーチに頼りっきりになっているときは、コーチングの意味を成しません。

状況が移り変わることで、スタンスが変わっていくこともあるかもしれませんが、あまりにも難しい場合は、中断した方が双方のためという状況もあるでしょう。

>>「コーチングとは?」についてはこちら

コーチングを受けない方がいいとき

コーチングの時間がつらいと感じてしまったら、自分の状況を伝えて、ストップする方がよい場合もあります

下記では、一般的にコーチングを受けない方がいいときを紹介します。
自分の心身の状態を確認しながら、読んでみてください。

心に余裕がない

まず、心に余裕がなくコーチングを受けたい気持ちがないときは、コーチングをおすすめしません。
特に、疲れてしまっているときは逆効果に働くこともあります

しんどい場合は、よりよくしていく行動をしていくよりも、まずゆったり時間を取って、自分のベースを整えることが重要です。

たとえば、本などで負担なく癒される言葉の数々に触れることもおすすめです。

ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 精神科医が教えるラクな生き方

こちらは、精神科医 樺沢紫苑さんの本です。
簡単な文章にほっこりな絵が散りばめられていて、お疲れの方でも読み進めやすいです。
読み進めると穏やかな気持ちになっていきます。

「自分の感情」の整えかた・切り替えかた モヤモヤがスッキリ!に変わる85のセルフケア

こちらは、バランスよく心の整え方が紹介されています。
モヤモヤ解消のきっかけが見つかるでしょう。

かに
かに

心が疲れ不安感などが強い場合は、リラックスアイテムに力を借りて心を落ち着けることも有効でしょう。
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時間に余裕がなさすぎるとき

時間はつくるものという前提で考えても、あまりにも余裕がないタイミングもあります。
そのときは無理せず、まず今向き合っていることに集中することが大切です。

コーチングは、一定の時間とエネルギーを必要とします。
コーチングの優先順位が下がりすぎて、セッションの時間が心ここにあらずでは意味がありません

状況をよりよくしていく準備が整っていない場合や変化への抵抗が強い場合は、効果が得られにくいかもしれません。

コーチと信頼関係が築けないとき

コーチとの信頼関係が築けない場合、オープンな対話が難しくなり、逆にその時間が苦痛に感じられることがあります。

たとえば、前段で出した「コーチに誘導されている」と感じたときは、問われること自体ストレスに感じることがあります。
誘導されるかもしれないという不信感により、無意識に壁を作ってしまうのです。

そのようなときは、わざわざコーチングをしてもらうのではなく、相手の期待を明確に確認した方がスムーズに進む可能性もあります。

かに
かに

私はよく分からない時間だったときに、その場の目的を確認したことがあります。

「●●さん、この場の目的は何ですか?かにへの期待があるなら、それを聞きたいです!」…のような。
※もちろん、言い方は気をつけました!

状況によっては、コーチングのストップをお願いすることも考えられるでしょう。

コーチングが効果を発揮するタイミング

コーチングは、状況によっては効果が発揮できず逆効果に働くこともありますが、本来可能性に満ち溢れた人生を大きく変える力があるものです。

コーチングが効果を発揮するタイミングはいつなのでしょうか?
ぜひ、タイミングを待つか、自分を調整していくかしていき、コーチングの効果を最大限発揮していきましょう。

前へ向かうエネルギーがあるとき

コーチングは、自分に前へ向かうエネルギーがあるときに有効です!
エネルギーはあるけど、何をしたいかが決まっていない、今よりも成長したいなどのときは行動を加速させます。

新しい目標に向かいたいとき

新しいキャリアパスに進む、趣味を深める、健康的なライフスタイルを築くなど、新たな目標を設定したいときに、コーチングは具体的なプランの作成や行動促進に役立ちます。

変化や成長を求めるとき

自己成長やライフステージの変化(たとえば転職、引っ越し、新しい人間関係の形成など)の際に、コーチングは視点を広げ、変化に対処するため効果を発揮します。

問題解決をしたいとき

コーチングは、問題があるけどそこへの対処法が分からない・行動がなかなかできないなどのときに活用いただくとよいでしょう。

問題解決をしたいとき

コーチは、質問や対話を通じて問題の核心を明確にする手助けをします。これにより、自分が直面している課題や困難が何であるかを具体的に理解できるようになります。

モチベーションが低下しているとき

モチベーションの低下や停滞感を感じているときに、コーチングは自己理解を深め、内なるモチベーションを再び引き出す手助けをします。

自分を知り方向性を決めたいとき

コーチングは、自分を知ったり、方向性を決めたいときに有効です。

自分を知りたいとき

自己認識を深め自分の強みや弱みを理解することは、自己成長にとって重要です。コーチは、フィードバックをし、自己認識を高めるための質問やリフレクションを促進します。

方向性を決めたいとき

コーチは、クライアントが明確な目標やビジョンを設定する手助けをします。短期・長期的な目標の設定や具体的な行動計画を決めたい際にはコーチの力を借りるのもよいでしょう。

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かに
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一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営

【経歴】
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供

美味しいごはんと温泉が好き
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