【職場の人間関係】コミュニケーションスタイルの違いによって起こりがちなトラブル事例
人によってコミュニケーションスタイルや感じ方は異なります。
違いを否定するのではなく、前向きに捉えることで、関係性が好転する可能性が高まります。
今回はイメージをしていくために、あるある事例を紹介していきます。
コミュニケーションスタイルの違い:直観×論理
・直感:感覚や感情を重要視
・論理:データや事実を重要視
この違いから、誤解を生じさせる可能性があります。
コミュニケーションスタイルの違いから起こるすれ違い
【職場での会話の例】
・上司:直感的な上司が感覚で方向性を語る
・メンバー:論理的なメンバーが具体的なデータや事実を求める
あるあるなすれ違いの場面を見ていきましょう!
・直感型な上司:
今回の商品販売では、もっとお客様にリアルにふれあうことを大切にしてみたい!
たとえば、イベントを開催して直接お客様から感想を聞ける機会を増やしたい。
これはお客様との信頼関係を強めるため、効果的だと思ってるの。
・論理的なメンバー:
いいと思います。
具体的にはどの地域で、どの規模でイベントを開催する予定ですか?
過去のデータを見て、どのタイプのお客様がイベントに最も興味を持つかを分析する必要があると思います。
・直感型な上司:
データも大事だけど初めての試みだから、まずはやってみてもいいと思っているの。
イベントを開催して、どんな反応が得られるかを見てみたい。
お客様の生の声を聞いて、今後の方向性を見出していきたい。
・論理的なメンバー:
わかりました。
ただ、イベントの成功率を高めるために事前にターゲットとなるお客様のデータを収集して、イベントの内容を調整することが効果的だと思います。
過去の類似イベントがあれば参加者データやアンケート結果も参考にしたいです。
・直感型な上司:
それもいいかもしれないね。
ただ、今回は自由にアイディアを試したい気持ちもあって…。
たとえば、SNSでの告知やインフルエンサーの起用とか……
これまでにやっていない方法を取り入れてみたい。
・論理的なメンバー:
SNSでの告知やインフルエンサーの起用は面白いアイデアですね。
ただ、SNSの分析ツールを使ってどのプラットフォームが最も効果的かを戦略を立てることも大切だと思います。
上司とメンバーの気持ちは……?
・直感型な上司:
細かい分析も大事だけど……
まずは早く動いてみたいのだけど……
・論理的なメンバー:
先に分析し、リスクヘッジが出来れば、初めての試みを成功させる可能性が上がると思うんだけど……
初めてだからこそ、慎重に検討したい。
すれ違いのポイント
・方向性の決定方法:上司は感覚的でクリエイティブなアプローチを重視し、早く動くことを望んでいました。一方、メンバーは具体的なデータや分析に基づいて慎重に進めたいと考えていました。
・コミュニケーションのスタイル:上司は直感に頼り、柔軟な発想を優先していました。一方、メンバーはデータと事実に基づいた論理的なアプローチを求めていました。
・プロジェクトの進め方:上司は迅速にアイデアを試すことを重視していました。一方、メンバーはデータを収集し、分析してから行動することを重視していました。
確かに、お互いが出す意見は違っていたかもしれません。
でも、大切なことは、お互いよりよくすることを目指して意見を出していたということです。
コミュニケーションのすれ違いを解決する方法
コミュニケーションのすれ違いに対して、どうすればよかったのでしょうか?
ポイントは、自分も相手も尊重していく姿勢です。
直感と論理、どちらが正しいはなく、どちらも必要です!
両者のアプローチをバランスよく取り入れましょう。
重要な視点を取り入れることで、お互いが尊重されていると感じるだけでなく、ものごともよりよくなっていく可能性が高まります!
1人ではできないことが違う2人だからこそできる!
違いを楽しみ、どんどん取り入れていきましょう。
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