【体験談】転職活動でのメンタルの保ち方
転職が当たり前の時代。
「みんな転職している」「転職も気軽にできる」
……とはいえ、転職活動は、心理的負担も大きいものです。
私自身も転職を経験したことがあり、メンタルの保ち方は、かなり試行錯誤しました。
今回は、転職活動を頑張っている方へ。
メンタルをいかに保っていくかのヒントを紹介します。
メンタルが不安定になりやすい転職活動
転職活動をしている方から「メンタルが不安定になってしまうのは、自分が弱いのではないか?」「転職活動をしない方がいいのか?」などの不安の声を聞くことがあります。
ですが、転職活動で気持ちが不安定になるのは、当たり前のことでもあります。
いくつかの理由があるので、紹介していきます。
自分を評価され続ける
転職活動では、履歴書や職務経歴書を提出し、合否が判断されます。
そして、面接では自分の経験やスキル、価値観などを話し、それに対して終始ジャッジされ続けます。
企業からの評価も気になりますし、気になる分、合格をもらえるかどうかで一喜一憂するのは当然のことでしょう。
私は、企業がどう評価するかが毎日気になってしまっていました。
不安が強くなると眠れなくなってしまう日もあって、結構負担になったのを覚えています。
その状態が長く続くタイミングもあり、メンタルの不安定さにつながってしまったこともありました。
先の見えない不確実性
転職活動では、不確定の要素が多くなります。
どの会社の、どの業務になるか?
どんな人たちと働くのか?
それがいつ決まるのか?
新しいことをする中で、不確定要素が多くなるのは仕方ないことだと頭では分かりつつも、実際にその状態になると、不安定さに心が落ち着かない方も多いのではないでしょうか。
特に、志望度が高い企業の結果がすぐに出ないと、どうしても不安を感じがちです。
私は、内定が出るまで、どう転ぶか分からないと思っていたので、たとえ活動がうまくいっていてもマイナスなことを考えてしまっていました。
「本当に新しい職場が見つかるのだろうか?」という疑問や「この方向でよいのか」という迷いも生まれやすかったと思います。
先が見えない状況がストレスの原因になっていました。
自己否定の感情を抱きやすい
応募しても不採用が続くと「自分自身に問題があるのではないか」と考えてしまうこともありますよね。
面接では「自分自身ではなく、仕事に必要な側面を見てジャッジしている」
……ということは、頭では分かりつつも、面接結果から自己否定してしまいがちです。
私もそうでした。
「私なんて……」と自分を責めてしまい、次の面接に自信を持てなくなった経験もあります。
私自身は自己否定の傾向が強かったので、その傾向自体を改善していくことも合わせて行いました。
「自己否定をなんとかしたい!」
「自分を責めてしまうのが苦しい!」
というお悩みを持たれている場合。
【自己否定を止め、自分が自分の一番の味方になれる】
そんな方法を下記でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
このような理由から、転職活動はメンタルが不安定になりやすいのです。
ただ、逆に言えば「誰もが感じる不安」ということでもあります。
不安や焦りがあって当然ですので、あまり自分を追い込まず、自分のペースで進めることが大切です!
私の体験談:転職活動のメンタルケア
転職活動は、精神的に負担がかかりやすいものです。
そのため、事前にメンタルを保っていく方法を検討しておくことが重要です。
ここでは、実際に私自身がやってよかったメンタルケアの方法を紹介します。
「不合格」結果が出たときの考え方を先に決めておく
私は、自分が望まない結果が来たときの予行練習を先にしていました(笑)
もちろん全力で頑張る!
でも、もし「不合格」だったら、自分になんて声をかける?
……と、自分を励ます言葉を先に考えておくのです。
たとえば
「一生懸命頑張ったから、苦しいんだよ」「よく頑張ったじゃん!」とか。
「この企業よりももっとマッチする企業があったということか!」
「じゃあ、ここで合格してなくてよかったよね!」
「その企業を探そう!」とか。
こちらの記事でマインドセットを紹介していますので、不合格に傷つきそうな方はぜひこちらで事前対策してみてください。
気持ちが軽くなります!
メンタルをリフレッシュする習慣を持つ
転職活動は心理的負担がかかることを知っていたので、丁寧にメンタルケアをする意識をしていました。
転職活動がうまくいかないこともありますが、活動が忙しくなったり、長引くと、物理的にストレスが溜まってしまうこともあります。
そのため、自分がリラックスできる時間を計画的につくっていました。
特におすすめなのが、自宅で自分1人でできるリラックス方法です。
朝、日中、帰宅後に、小さな工夫ですが様々なものを取り入れていました!
気分を変える香りを使ったり、お風呂の時間を工夫したり、マッサージで身体からほぐしたり……。
自分を整えることで、メンタルが安定していきました。
下記で、実際に今でも取り入れていることを紹介します。
周りに話すことで頑張る力をもらう
信頼できる友人や家族やアドバイザーなどに話を聞いてもらうこともしていました。
転職活動中は、自分がどう評価されているのか気になりがちですが、私は1人で考えているとネガティブな思考に陥ってしまうことが多かったのです。
自分の気持ちを誰かに話すことで、ネガティブな思考に陥らず「進捗状況に一喜一憂しても結果は変わらない」と思いなおせた経験を何度もしました。
ご縁がなかったときも、採用はあくまで企業とのマッチングなので「自分に合う場所を探すための一歩」と考えることもできました。
新たな視点やアドバイスをたくさんもらえましたし「自分は一人じゃない」と勇気ももらえました。
私自身もコーチとしての活動をしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
実際に「依頼」とならなくても、メッセージ大歓迎です。
あくまで自分のペースで進める
私は、転職活動のゴールが見えないことに不安を感じていました。
ときには同じく転職活動をしている人と比べて焦りを感じてしまうこともありました……。
そんなときこそ、「自分のペースで進めること」を改めて自分に言い聞かせて、大切にしていくことがとてもよかったです。
みんな転職活動のペースは違います。
じっくり進む人もいます。
私は、どちらかというと丁寧に、じっくりペースで活動をしている人でした。
「他の人は早く決まっているのに…」と感じたとしても、「いやいや、待てよ。比べてどうする!」と自分に何度もメッセージを送っていたのでした。
また、自分に視点を向けるために、「自己分析を進めた」「履歴書を完成させた」「1時面接の準備ができた」など小さな行動を認知していました。
1つ1つクリアするたびに「自分は頑張っている」と実感することができておすすめです!
活動の継続力につながっていました!
転職活動でメンタルが不安定になってしまうこともありますが、自分のものの見方やケアで持ち直すこともできます!
ぜひ、少しずつでも自分に合いそうなものから試してみてくださいね!