「決めつけてくる人が嫌すぎる!」ー自分の守り方と適切な対処法【職場の人間関係】【苦手な上司】
話も聞かずに決めつけてくる人にモヤモヤします。
「どうせやる気がない」「どうせ出来ない」「あなた、こういうタイプなんでしょ?」と言われ、心が折れてしまいそうです。
どのように対処していけばよいでしょうか。
それはしんどいですね……。
今回は、決めつけてくる人と接するときの自分の守り方と適切な接し方をご紹介します。
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
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・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
私が決めつけられた体験談
実は、私も過去に決めつけられたことがありました。
仕事関係でお客様にあたる人でした。
「どうせできないでしょ?」
「あなたはこういう人だから、ここを直した方がいいよ」
などなど……
自分の言動や行動が表面で解釈されて、本心が伝わっていないのが悲しくて、悔しくて仕方がありませんでした。
最初は、相手が分かってくれないことに傷ついていましたが、どんどん思考がネガティブな方に行ってしまい、自分も相手も大嫌いになってしまいそうでした……。
ネガティブ思考にハマっていることに気づいたので、
まずはそこから抜け出すために、相手の意見に執着し否定するのを止めました。
相手の意見を「たった一つの意見にすぎない」と捉えるようにしたのです。
かなり気が楽になって思考が前向きになっていったのを覚えています。
自分の心を守るための意識転換ができたのは
「自分が自分の一番の味方でいる」と決めたからでした。
周囲の意見を聞き、改善することも大切。
ですが、全てを鵜呑みにして自分を否定する材料にするのはやりすぎです。
自分なりのよさがある。
それを自分が一番に分かって引き出してあげる。
そう決めてから相手の意見に傷つかなくなりました。
私のさらなる変化としては……
自分から相手に分かってもらう努力をするようになりました。
話をしたら理解してくれる人が多く、驚いたのを覚えています。
もしかしたら私自身にも、相手を決めつける気持ちがあったのかもしれませんね。
ここから体験から学んだことと、コーチングでの学びを用いて、決めつける人からの自分の守り方と適切な対処法を紹介していきます。
決めつける人の心理
まず、決めつけてくる人はどんな心理状況なのかを見ていきましょう。
相手の状況を知ることで、適切な考え方や行動の選択がしやすくなります。
不安感が強い
決めつける人は、自分の価値観を強く主張して、相手にも押し付けることで、違いや不確かさから逃げている傾向があります。
これは、あらゆることへの不安感が強いための行動です。
自分が意見や予想したことが違っていたときに、対処をしていく自信がないのです。
また、自分への自信がないため、相手を低いものと決めつけ、自分自身を高めようとしている人もいます。
相手のことを想像できない
人はそれぞれに違った価値観を持っています。
それに気づけず、「自分の意見=相手の意見」だと思い込んでいる人もいます。
このような人は、相手のことを想像することが出来ません。
そして、自分の意見を間違っているとも思わずに、鋭く伝えてしまうことがよく見られます。
私自身、幼いころは相手の考えや感情をくみ取れず、悪気もなく相手を決めつけていたかもしれません。
当たり前に、相手も、自分と同じようなことを考えていると思っていました。
私は、幼いころ相手のことをくみ取れず、トラブルが起きたのをきっかけに、コミュニケーションについて学び始めたのでした。
決めつけていることに気づいていない
今までの人生において大きな声で意見を言い、半ば強引に自分の意見を押し通してきた人は、自分の意見に反対意見を言ってくれる人の存在が周囲からどんどん居なくなります。
Yesを言う人しかいなくなり、自分が的外れのことを言っていることに気づかなくなる人もいます。
どんどん裸の王様のようになっていってしまいます……。
決めつける人と接するときの対処法
相手の発言を「一つの意見にすぎない」と捉える
相手の発言に傷つかないようにしましょう。
人はみんな違い、自分とは異なる価値観を持つ人もいます。
自分と相手を切り分け、相手の発言を「一つの意見にすぎない」と捉えるようにしましょう。
ときに、切り分けても、強く言われると「本当にそうなのかな?」「自分が悪いのかな?」と気が滅入ってしまうこともあります。
しかし、ここは踏ん張りどころです。
相手の発言によって傷つかない!と意識しつづけ、発言を適切に解釈し、受け流していきましょう。
もちろん、参考になるアドバイスを言ってくれるときもあります。
そのようなときも、「そういう意見”も”ある、他はないかな?」と客観的に捉えていくことが大切です。
あくまで一つの意見として捉えましょう。
自分を守るため、自分は自分の味方になってください!
自分の意見も適切に伝えていく
決めつけられたことに対して、自分が違うと感じる場合は「そうではない」という自己主張をしていくことはとても大切です。
喧嘩をするという訳ではなく、「違う」ことを適切に伝えましょう。
例えば「私は違う意見を持ちます。理由は~だからです」など。
意見交換を適切にしていける関係になればよいのですが、上手くいかないこともあるでしょう。
何度対話をしてみても難しい場合「自分が変えられない相手の領域もある」と諦める選択も考えられます。
対処する自分の仮面を作る
「自分そのもの」(自分の素)でその人とコミュニケーションをとっていくと、価値観の違いに疲弊してしまう可能性もあります。
そのときには、対処する自分の仮面をつくるという方法もあります。
どのように接するか、どのようなことを言うかをあらかじめ設定しておくのです。
台本をつくり、女優のように役を演じるイメージです。
仮面をかぶっていると、価値観を強く押し付けられても、仮面が自分を守る盾のような役割になってくれます。
その人の言葉が、ダイレクトに心に刺さることが少なくなります。
理不尽な人に「なぜ自分ばかり」とモヤモヤする場合
理不尽な人との人間関係のトラブルが起きたときに
【相手を変える】or【自分が変わる】
→どちらを選べば幸せになれる?
という問いが脳裏によぎります。
自分は悪いことをしていない
むしろ人間関係構築に協力的とも言えるかもしれない。
なのに、どうして自分が人間関係のトラブルを抱えなけれないけないのか?
……という理不尽な状況。
どんなに理不尽な状況下でも「人は変えられないから、自分が何とかする」という意見があります。
それはそうなのですが、解釈を間違うと自分だけ犠牲になって、一生懸命頑張ってもダメージばかり受けてしまう可能性もあります。
「努力が空回りして、結果は何も変わらず」という状況になってしまう場合もあるのです。
そうなってしまうと悲しいですよね…。
とはいえ「相手を変える」ということも簡単にできる訳でもない。
そのような中で、どのように理不尽さを乗り越えていけばよいでしょうか?
下記で紹介する記事では、その問いについて1万5,000字で記しています。
今後の行動計画を立てるまでともに考えていく内容となっていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
分かり合えない人がいても当たり前
この世界には、たくさんの人がいて、それぞれに多様な価値観を持っています。
なので、分かり合えない人がいても当たり前です。
とはいえ、自分から何も関係をよくするアクションを取っていないのに、すぐに諦めるのはもったいないです。
お互いを知らない段階では苦手意識を持っている同士でも、知っていくと深い部分の価値観が似ているということも多々あるからです。
出会った頃は喧嘩ばかりだった人と、今は親友になっているというケースもあります。
努力したうえで、それでも難しい場合は、その人に時間を使うよりも、他の大切な人に時間を使うべきです。
自分の時間は有限で、他の人の時間も有限です。
お互いが、お互いの存在により、ハッピーになっていけるような関係を大切に育てていくことが大事です。
もっと詳しく人間関係について知りたい場合は……
・相手との関係をよりよくするにはどうしたらいいの?
・相手が何を考えているのか分からない……
・どうしたら価値観の違う人ともうまくコミュニケーションを取れる?
幼いころから人と人とのコミュニケーションについて興味を持ち
今は研究者として、コーチとして仕事をしている経験から
3か月間でごきげんに人間関係をよりよくする道のりを紹介!
無料でステップを紹介しているので、気になる方は見てみてください♪