【仕事のモヤモヤ】人のために頑張っているのに満たされない原因と対処法(体験談含めて紹介!)
みんなのために頑張っているのに、なぜか虚しさが溢れてきます。
仕事は比較的うまくいっていて、周囲からも頼ってもらっているのに、なぜでしょうか。
頑張っても、心が満たされないのは、つらいですね。
今回は、満たされない原因と、自分を満たしていく方法を紹介します。
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
自分が満たされなかった体験談
私は過去に他者のために一生懸命に頑張っても、どうしても満たされない時期がありました。
みんなに「ありがとう」と言われても、心も反応しなかったほどだったのです。
その時期を振り返ると、自分以外の誰かにばかり目がいき、全く自分に目を向けられてなかったことに気づきます。
他者を大切にすることは素敵なことなのですが、それだけだと自分が疲弊してしまいます。
「〇〇さんには、〇〇をすると助けになるはず」
「〇〇を改善した方が、チームがよりよくなる」
そのような気持ちが原動力で、頑張れていたのを覚えています。
一方で、たとえ自分が疲れていても
「今疲れてない?無理してない?」
「自分は何をしているときが幸せなの?一度立ち返ってみない?」
などなど、自分を気遣うような言葉をかけられませんでした。
そのせいで、当時はかなり無理をしていたと思っています。
自分を見ていなかったので、無理が生じていることに気づくこともできませんでした……。
ぎりぎりの状態で頑張っていたときに、大切な友達から
「あなたも一緒に幸せに会ってくれなきゃ困る」
とのメッセージをもらい、ハッとしたのです。
それが変わるターニングポイントでした。
どうしても外ばかりに目が向いてしまうこともあるかと思いますが、それと同じくらい自分も大切にしていくことが必須だと強く感じています。
下記では、経験とコーチングなどの学びをもとに、人のために頑張っているのに満たされない原因と対処法をお伝えしていきます。
人のために頑張っているのに満たされない原因
自分の喜びが叶えられていない
周囲の期待に応えたり、他者のために頑張ったりしていると、自分の気持ちが置いてけぼりになることがあります。
他者の喜ぶことばかり探すようになり、自分の喜びが分からなくなってしまうのです。
自分が本当にやりたいことや、心から満足できることができていない場合、虚しさを感じることがあります。
自分に関心を向けていないと、たとえ自分のことであっても分からなくなってしまいます。
自己肯定感の低さから、他者からの感謝を受け止められない
他者から感謝の言葉があっても、それを素直に受け止められない可能性もあります。
例えば、他者から感謝の言葉をもらったとして、自分を肯定できていないと「自分なんて感謝されるレベルにない」「どうせまた嘘ついてる」「礼儀として感謝しているだけにすぎない」などという気持ちが湧いてきます。
自分がやったことも評価できず、いつまで経っても満足感や充実感を感じられません。
頑張りすぎて休息の時間が足りない
他者のために頑張る一方で、休息の時間が取れていない場合、疲れやストレスが溜まり、虚しさを感じることがあります。
バランスの取れた生活を心がけ、適度な休息は必須です。
休む時間=サボっている時間ではありません。
自分をいたわる時間は必須なので、しっかりと確保していきましょう!
やっていることの意味が感じられなくなった
やっていることがどれだけ意味があるのか、何のためにそれをしているのかが、分からなくなると虚しさを感じやすくなります。
誰かのためになっていると思いやってきたことが、そうではなかったときなどは、大きなショックを受けてしまうでしょう。
また、今まで一生懸命やってきたものの価値に自信がなくなった場合、自分が熱量を発揮する場所がなくなり、気が抜けてしまいます。
梯子を外されたような感覚です。
自分が熱中していることほど、ショックやあとに残る虚しさも大きくなります。
自分を大切にしていますか?
対処法に進む前に、自分自身の状態を確認しましょう。
今、自分はどのくらいで自分を大切に出来ていますか?
自分は唯一無二の存在です。
他者を大切にするように、自分も大切にしていってください。
自分を大切にしているか確認するための問いかけ
すべてではなくてもOKです!
自分が気になった問いから考えてみてください。
- 今日、自分のためにどんなことをしましたか?
- 最近、何か自分の好きなことや楽しみを取り入れていますか?
- 自分の感情に素直になり、感情を受け止めていますか?
- 他者の期待に応えるためではなく、自分が本当にやりたいことをしていますか?
- 疲れを感じたとき、十分に休息を取っていますか?
- 自分自身に対して優しい言葉をかけていますか?
- 自分の成功や努力を認め、褒めていますか?
- 他者との比較ではなく、自分の成長に目を向けていますか?
- 自分の健康(心と体の両方)を気遣っていますか?
- ストレスを感じたとき、その原因を把握し、適切に対処していますか?
- 自分の価値観や信念に基づいて行動していますか?
- 自分にとって大切な人と時間を過ごしていますか?
- 自分の気持ちを他者に伝えていますか?
- 新しいことに挑戦し、自分の可能性を広げていますか?
- 日々の小さな喜びや幸せに感謝の気持ちを持っていますか?
どうでしたか?
自分を大切にできてないと思ったら、今日さっそく自分にとっての何かをしてみてください。
自分を満たしていく方法
自分が大切にしていることを知る
まずは、自分の声を聴いてあげましょう。
自分が大切にしていることは何でしょうか?
自己理解を深める
- 自分が本当に大切にしている価値観や信念に気づきましょう。自分と向き合う時間を持つことが大切です。
- 自分が嬉しくなること、幸せを感じることは何でしょうか?ぜひ考えてみてください。
目標を設定する
- 自分が叶えたいことはありますか?「こうなったらいいな」などのイメージでよいのです。心の声を消さずに、目指したい未来に「OK」を出してあげてください。
- 簡単にでも目標を置いてもよいでしょう。立ち返る場所になり、行動に一貫性が生まれます。
自分の心を知り、整える
自分の心を知り、整えることも大切です。
感情の整理
- 自分の感情に寄り添い、受け止めましょう。感情を無視したり抑え込んだりするのではなく、受け止めて、対処することが大切です。
他者との境界線を設定する
- 他者との関係で、自分が快適でいられる範囲を考えていきましょう。そしてそこに境界線をひきます。
- 自分の時間やエネルギーを大切にし、他者に振り回されないようにしましょう。
自分で自分を応援してあげる
自分を応援してあげましょう。
自分が一番の味方になってあげてください。
信念にもとづいた行動をする
- 自分の大切にすることを信じましょう。それに基づいて行動することを心がけていきます。信念が確かなものになればなるほど、外の影響に惑わされにくくなります。
他者と比較しない
- 他者と違ったとしても、自分は自分です。自分の価値観を受け止めてあげましょう。
- 他者と自分を比較することを避け、自分自身の成長に焦点を当てましょう。他者と比較すると不必要なプレッシャーを感じやすくなります。
ポジティブな声かけ
- 自分に対して優しく、ポジティブな言葉をかける習慣をつけましょう。
- 自己批判を減らし、自己肯定的な言葉を意識して使うことで強くいられます。
心身のケアを忘れずに!
心身が疲れすぎていると、自分を満たすことはできません。
しっかりと、心身をケアする時間をつくりましょう。
リラックスタイムの確保
- 心と体の健康を保つために、十分な休息やリラクゼーションの時間をつくりましょう。
- セルフケアを大切にすることで、自分の気持ちや身体の変化に敏感にもなれます。
マインドフルネスや瞑想
- 心の健康を保つため、マインドフルネスや瞑想は有効です!
- 今この瞬間に意識を集中させ、自分の内面と向き合いやすくなります。
他者のために頑張ることは、とても素敵なことです。
頑張れることが才能そのものとも言えます。
でも、同じくらい自分も大切にしてあげてくださいね。
あなたの大切な人は、あなたがあなたらしく幸せでいることを望んでいます。
大切な人のためにも、あなた自身が幸せになりましょう。