【仕事のモヤモヤ】「仕事を押し付けられるのが嫌」ー自分にばかり仕事を振られる理由と対処法
自分にばかり仕事を振られます。
なぜなのでしょうか?理不尽に思います……。
それはモヤモヤしますね。
今回は、自分にばかり仕事を振られる理由と対処法を紹介します!
この記事では、自分にばかり仕事を振られる理由と対処法を紹介します。
この記事を読み終えると仕事を振られる理由を振り返り、状況に応じて適切な対応をとることができるでしょう。
この記事を読んで、少しでも状況がよくなれば幸いです
仕事を振られる理由と対処法
信頼と能力があるから
仕事をきちんとこなす力もあり、やり切ってくれる信頼感もあるので、安心して仕事を任せている可能性があります。
信頼と能力は強みであり、伸ばすべきです。
周囲が強みに依存して、仕事を任せすぎている場合は、周囲に対して要望をする必要があります。
仕事量を調整する対応策
信頼を維持しながらも、仕事量を調整するために、上司と話し合うことが重要です。
上司に進んで調整してほしいですが、それがない場合、自ら働きかけるしかありません。上司が状況を分かっていないだけかもしれないので、伝えていきましょう。
具体的には、以下のような方法があります。
- 定期的なミーティング: 仕事の進捗状況や負担感について上司と話し合い、仕事の分配を見直す機会を設けましょう。
- 能力の見える化: 自分が担当する仕事の内容や成果を上司に可視化することで、負担の偏りを認識してもらいます。
私も、仕事に慣れてきたときに自分では抱えきれない仕事を担ったこともありました。
信頼されていることは嬉しいですが、身体を壊してしまう可能性があったため、周囲に相談し、仕事の配分を再検討してもらった経験があります。
自分の状況を見て、周囲と調整する働きかけも大切だと痛感しました。
前向きに仕事を取り組む姿勢への評価があるから
前向きな態度で仕事に取り組む姿勢は、頼りになる存在と評価され、結果的に仕事が集中する原因となります。
仕事量を調整する対応策
前向きな態度を維持しつつ、負担を減らすための工夫が必要です。
- タスク管理: タスクをリスト化し、優先順位をつけて管理することで、自分の負担を客観的に把握します。前向きさを保ちつつ、どこまでを請け負えるか周囲に示しましょう。
- 他者への依頼: 信頼できる同僚に前向きにタスクを依頼することも有効です。
仕事に前向きな気持ちを持っている場合は、プラスの感情は示しつつ、今の状態を見える化しましょう。
無理が生じた場合、仕事に与えるリスクを事実ベースで理解いただくのがおすすめです。
何を頼んでも断らない人だと思われてるから
断らずに引き受けることが多い場合「この人なら引き受けてくれるだろう」と考え、仕事を振ることが増えます。
受け身の態度では、周囲が大変さに気づけず、どんどん仕事を依頼してしまう可能性もあります。
仕事量を調整する対応策
丁寧に断るスキルを身につけ、無理な仕事を受けないようにします。
- 自己主張の練習: 友人や家族との会話で練習を始め、徐々に職場でも自己主張ができるようにしていきます。
- 優先順位を理由に断る: 「現在、重要なプロジェクトに集中しているため、今回は他の人にお願いできませんか?」など具体的な理由を伝えます。
- 代替案を提示する: 断る際には、代わりに誰が適任かを提案することができれば尚よいでしょう。「プロジェクトに近い経験をしている○○さんに依頼をするとよいのではないでしょうか?」など。
「気持ち的には引き受けたいけど、現実的に難しい……」など事実をもとに、具体的な理由に添えると断りやすくなります!
得意分野や経験が他の人には頼めないから
得意分野や経験値が他の人が持ちえないようなものだと、自然とその仕事が集中していきます。
仕事量を調整する対応策
チーム内での役割分担を再検討します。
- ジョブシェアリング: どこまでが専門性を持つ仕事なのか、他者に切り分けられる仕事はないか検討し、役割をシェアすることで、負担を分散させます。
- 責任範囲の明確化: 自分の責任範囲を明確にします。あまりにも負荷が多い場合は、同じ役割の人を追加で採用するなどを検討をしてもらう必要があります。
- トレーニングの実施: 他のメンバーに対して研修や引継ぎトレーニングを行い、全体のスキルレベルを向上させ、分担できる領域を広げます。
できる人がいないことは、組織の問題です。
自分1人で抱え込まず、組織としての対応を求めていきましょう。
悪意で仕事を押し付けられた場合の対処法
悪意で仕事を押し付けられた場合は、証拠を取り、問題を上司や人事部門に相談や報告する必要があります。
自分の能力や経験を必要とされて仕事が増えることは嬉しいことである一方
あまりにも負荷がかかりすぎてしまうと自分の心身の健康に悪影響を及ぼします。
組織にとっても頼りになる人に倒れてほしくはありません。
適切に自分の状況を伝え、改善していくことを要望しましょう。
組織に適切に要望するためには、伝え方がポイントです。
下記で、気をつけるべきポイントを挙げます。
- 詳細な記録の作成: 仕事の依頼内容、日時、依頼者、実際の作業時間などを記録します。
- メールやメッセージの保存: 仕事の依頼がメールやメッセージで行われた場合は、記録を保存します。
- 具体的な証拠の提示: 証拠をもとに、現在の不公平な状況を具体的に説明します。
- 改善策の提案: 問題を報告するだけでなく、可能な改善策を提案します。例えば、仕事の分配方法の見直しや、定期的なミーティングの設定などです。
いざ伝えるとなったときに、コミュニケーション自体も丁寧にしていく必要があります。
下記で、ポイントを挙げます。
- 冷静かつ淡々とした態度: 感情的にならず、淡々と話を進めましょう。感情的になるリスクがある場合、話す内容を事前に作っておくこともおすすめです。
- 事実に基づいて話す: 具体的な事実に基づいて話しを進めます。事実と解釈ははっきり分けましょう。
努力しても改善に至らない場合は?
努力しても改善に至らない場合は、異動や転職なども検討すべきでしょう。
自分の価値を下げてはいけません。
理不尽な状況が変わらないところにいても、自分の力が発揮しきれません。
人を大切にして「その人らしさ」を生かそうとする場所はあります。
しっかりと、様々な選択肢を見て、自分が最も輝ける場所に身を置くことを強くおすすめします。
自分を大切にしていきましょう!
この記事では、自分にばかり仕事を振られる理由と対処法を紹介してきました。
ぜひ、仕事を振られる理由を振り返り、状況に応じて適切な対応をとってみてください。
少しでも状況がよくなることを、心から祈っています。