「仕事のことが頭から離れない!」不安で眠れない・休みの日でもストレスを感じるときの対処法
仕事のことが頭から離れなくて、しっかり休めません……。
どうすればよいでしょうか。
仕事のことを考えていると、ソワソワしたり、ドキドキしたりで、身体が休まりませんね……。
そのようなときにどうすればいいか、いくつかの対処法を共有しますね!
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
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・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
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美味しいごはんと温泉が好き
仕事が頭から離れないときの身体の状態
仕事のことが頭から離れないとき、私たちは交感神経が優位になっていることが多いです。
交感神経は、「戦闘・逃走」モードの反応が強く出してしまい、身体を緊張状態にもっていきます。
交感神経は、「何としても成功させたい場面」や「緊張感を持ちたい場面」などではありがたいのですが、休みたいときに高まってしまうと逆効果です。
私も仕事が立て込んでいるときは、ベッドに入っても仕事のことが頭から離れず、興奮状態のまま眠れないこともあります。
朝も早く目覚めてしまうんですよね……。
休みたいときには、交感神経の逆の働きをする、副交感神経を優位にしていく必要があります。
副交感神経は、身体をリラックス状態に持っていき、平穏な心を取り戻すことができます。
ゆっくり休む方法
ゆっくり休む方法をお伝えしますね。
身体をリラックス状態に持っていく
頭で色々と思考を巡らせてしまう人は、どんなに「考えるのをやめよう!やめよう!」と思っても、思考が止まらないことも多いです。
そのようなときは、身体からリラックス状態に持っていくこともおすすめです。
身体がリラックス状態になるのにつられて、頭や心も穏やかになっていきます。
たとえば、このようなことをしてみてはいかがでしょうか?
- 深い呼吸(しっかり吐くことを意識)
- 自然の中をお散歩
- サウナ
- 温泉やお風呂
- 動物をなでなでする
- 自分で丁寧にマッサージする など
呼吸について小ネタ
私たちは、忙しいと呼吸が浅くなりがちです。
私は仕事でせかせかしているとき、呼吸をしていることすら感じられていないときもありました。
そのくらい呼吸が浅く「吸って、吐いて」を素早く繰り返していたんですね。
その状態だと、身体をリラックス状態に持っていけません。
意識してゆっくりと深呼吸することを心がけてみてください。
すって……
はいて……
*私は呼吸が浅い状態に慣れすぎて、最初は、深呼吸をすると苦しくなっていました(涙)
呼吸ができていなかったことを痛感。
繰り返すうちに深い呼吸ができるようになってくるので大丈夫です。
できる範囲で、自分のペースで進めていきましょう。
不安に対するものの見方を変えていく
不安に対して「ものの見方」を少し変えてあげるだけでも、ずいぶん楽になるのでおすすめです。
ものの見方を変えていく問いとして、たとえば、このようなことを自分に聞いてみてください。
- 「不安は、本当に事実かな?(自分の想像で大きくしたところはないかな?)」
- 「自分の想像もあったとしたら、なぜそのような想像が起きたんだろう?」
不安モードに入ってしまっていたときは……
今は不安モードに入ってしまっているだけ。
事実ではないということを自分に何度もメッセージしていきましょう。
大丈夫、大丈夫と、自分の背中をさすってあげるような感覚で。
不安の背景には、「~すべき」や「~しなければ」などの自分を檻に閉じ込める縛りがある可能性もあります。
もし必要ない縛りがあるときには、その縛りをほどいて、違ったものの見方をしてみてください。
- 「”~すべき”や”~しなければ”などの縛りはないかな?」
- 「その縛りがあることで、自分にどんな影響があるだろう?」
- 「もし、その縛りを持たないとしたら、代わりにどのような考え方があるかな?」
「~すべき」や「~しなければ」などの自分を縛るものから、自分を解放していくと、心がどんどん楽になっていきます。
カウンセラーなどの専門家に相談
1人ではできない場合やストレスや不安が深刻な場合は、カウンセラーなどの専門家に相談することを検討するのもよいでしょう。
プロフェッショナルのサポートを受けることで、適切な対処法を見つけやすくなります。
自分で「私は大丈夫」と思い込んでしまうのは危険です。
客観的に自分の状況を捉えて、健康を害す前に対処することが重要です!
リラックス体験談
私はプレッシャーが大きく、日中はずっと緊張状態が続いたときに眠れなくなってしまうことがあります。
頭がカッとなってしまい、夜も休まらないんですよね。
瞑想したり、リラックスの音楽をかけたりして何とか落ち着けようとしていたのですが、グルグル考えてしまい考えがおさまりません。
そんなときは、最初は身体を休めることに集中するとリラックス状態に入れた経験が多かったです。
「考えない!」「早く寝ないと!」
……などと考えると、さらにいろんなことを考えてしまうので、あえて注意を身体に向けたのでした。
たとえば「あたためる」
身体をあたためて、そこに注意を向けていきます。
「あったかい」「きもちいい」そんなことを感じていると、徐々に眠くなっていきます。
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穏やかにすごすためのアイテムを集めていますので、ぜひ合わせてご覧ください
仕事が頭から離れないのはとてもつらいですよね……。
記事を読んでくださっているあなたは、がんばりやさんなのでしょう。
どうか無理はせず、自分を大切にしてあげてくださいね。
少しでも今の状況がよくなることを心から祈っています。