【転職活動の始め方】転職活動の手順を知って、まずやることをおさえよう!
転職したいという気持ちが出てきました。
一方、キャリアを考え、失敗したくないとも思います。
どのように整理したり、行動していったりするのがよいでしょうか?
そうですね!
転職はキャリアをのばしていくために、とっても有効です。
ぜひしっかり準備をして納得のいく方向性を決めていきましょう。
そもそも転職はすべき?
そもそも転職はした方がよいのでしょうか?
まず前提を考えていきましょう。
転職の全体傾向
株式会社リクルートマネジメントソリューションズのまとめ(図を引用)によれば、労働者本人、企業、労働市場の状況を踏まえると、転職自体はしやすい環境になっていることが分かります。
市場の現状を捉えるために、本人・企業・労働市場が置かれている環境を整理していきます。
引用:リクルートマネジメントソリューションズ
かつては、1社に長くいることの価値が大きかったけど、徐々にメリットが少なくなってきたのですね。
もちろん、自分にとって心地の良い場所なら、長くいるのに越したことはないのですが、無理して我慢し続けるなら、転職も視野に入れてもよいと考えます。
転職のメリット・デメリット
転職のメリット・デメリットには、どのようなことが考えられるでしょうか。
どちらも頭に入れておくとフラットな視点で検討でき、思い込みを防げます。
転職のメリット
では、転職をして得られる可能性のあるものは、どのようなことが考えられるでしょうか。
転職のメリット10選
- 新しい経験:新しい業界・業種での仕事で、多様な価値観や方法を経験することは、大きな成長に繋がります。
- 新しい可能性の創出:新しいことにトライすると、前職で抱えていた停滞感を脱し、自分でも考えつかなったキャリアの可能性に出会えることがあります。
- スキルの獲得:新しいことは、それをこなすだけでも自然に新しいスキルを身につける機会になります。
- キャリアの積み上げ:転職によって、目指すキャリアに近づいていくことができます。
- ワークライフバランスの改善:転職によって、より望んだ働き方を手にする人もいるでしょう。
- 新しい人間関係:新しい職場での出会いもあります。価値観の合う同僚や頼れる上司に出会える人もいます。
- 年収アップ:売り手市場の状況化で、給与や福利厚生をより良くしていくことも期待できます。
- リスタートの機会:転職で、心機一転、人生やキャリアをリスタートしていく人もいます。
- 仕事へのモチベーションアップ:そもそも仕事自体にモチベーションが下がってしまっている人が、転職してがらっと変わることもあります。
- 自己肯定感アップ:転職というひとつの課題をクリアして、自分が求められる場所を見つけたことは、大きな自信にも繋がります。
私も転職を経験していますが、正直全部叶いました。
自分に合う場所に出会えるかで、人生は大きく変わると痛感。
転職のデメリット
ものごとには、メリット・デメリット両方あります。転職にも当然デメリットもあります。両方分かったうえで、どうするかを検討していくことが重要です。
転職のデメリット7選
- 新しい環境への適応:新しい環境へ慣れるための期間があり、最初の数ヶ月は特に努力が必要です。
- 未知のリスク:新しい職場やポジションに移ることで、未知のことに出会う機会が増えるでしょう。
- ストレスや不安の増加:転職は大きな変化であり、ストレスや不安が増える可能性があります。
- コミュニケーションの困難さ:新しい同僚や上司とのコミュニケーションが発生します。コミュニケーションは、お互いを知るまで難しく、努力が必要です。
- 職場風土に違和感:組織によって様々な風土があります。今までとは違う風土に合わない可能性があります。
- 年収ダウン:未経験領域に転職した場合、年収が下がる可能性があります。
- 新しいスキルの学習:新しい職場や業界では、今まで培ったスキルだけでなく、新しいスキルが必要になる場合があります。
転職すると、どうしても転職したあと数か月は苦しいことも多いかと思います。
新しい環境、仕事の両方をキャッチアップしないといけないからです。
後悔しない転職をするためのポイント
実際に転職に向けて動いていくときに、おさえた方がよいポイントをいくつか紹介します。
目的を明確にする
転職したいと思う理由はあると思うのですが、自分は何がマストなのか、どうしても譲れないものを決めておくとブレにくくなるでしょう。
「何となく今の場所が嫌~」
「配属ガチャ、上司ガチャになった。もうやだ、抜け出したい」
「みんなと比べて環境が悪い気がする」
などなど
「なんとなく嫌」がスタートでももちろんOKです。
ですが、本格的に行動をしていく中で徐々に目的を見出していくのがよいでしょう。
転職の目的を明らかにするための問いを自分になげかけてみてください。
- 転職をする意味・価値は何だろう?
- 転職をするとしないとでは、何が変わる?
- 転職をして、得たいものは?
目的をしっかりしないと「誰かにすすめられたから」「こっちの方がマシだから」などと、先走った意思決定になってしまう可能性が高まります。
後悔しないように目的をもって進みましょう
直観も論理も大切にする
転職は大きな決断です。
自分は「A社がいいと感じている」でも、頭で考えると「B社の方がメリットが大きそう」……というような葛藤に陥ることもあるかもしれません。
直観も論理もどちらもフルで使えるような自分にして、納得いく意思決定をしていきましょう!
どちらもフル活用できる状態にするために、心身の健康を保っておくことも重要です。
自分の整え方を準備しておきましょう!→こちらで前回お伝えしています!
短期と長期どちらも大切にする
今大切にしたいことと、3・5・10年後の未来に大切にしたいことが変わっている可能性も高いです。
今大切にしたいことにとどまらず、将来をイメージした中で検討していきましょう。
ひとりでは難しい場合はコーチングサービスを活用するのもおすすめです。
コーチングを活用すると、転職以外の選択も含めてキャリアの方向性を見出すことができます。
転職活動の流れ
転職活動をどのような流れで進めていければよいかをお伝えします。
自分がどのくらいの時期に転職をしたいのかから逆算して、活動を始めていくことが大切です。
転職への準備(1~2週間程度)
現在の状況を整理し転職が必要かを検討したり、自己分析をしたりします。
転職の優先順位を明確にしていきましょう。
求人への応募(1~2週間程度)
転職活動の優先順位を意識して、よさそうな求人に応募していきましょう。
最優先事項で絞って検索をかけたり、担当キャリアアドバイザーに案内してもらいます。
面接(1週間~1か月程度)
面接回数やかかる期間などはその求人によって違います。
面接回数は、1回~複数回です。
複数並行して転職活動を進める場合、面接回数や期間が異なると比較できない可能性も出てきてしまうので、エージェントに進捗をコントロールしてもらうのもよいでしょう。
意思決定
- 内定が出るまでに1~2週間程度、内定を検討する期間として1~2週間程度が設定されることが多いです。
- 内定を意思決定したあとに、今の職場に退職交渉をし退職が認められたら、今の業務の引き継ぎを行います。
転職活動のやり方
さて、転職活動をどのように進めていくかに進みます!
キャリアアドバイザーに相談する(無料)
転職エージェントに登録し、無料で受けられるキャリア相談をしてみましょう。
転職市場の中で今どのような求人があるのか、今の自分が狙えそうな求人はどのようなものがあるかを大まかに把握することができます。
キャリア相談の在り方は、キャリアアドバイザーによって様々です。
キャリアアドバイザーによっては「何とか転職させたい」という気持ちでいる人もいます。
しっかりと、自分自身の状況やニーズを鑑みて話を進めていく人を探していくことをおすすめします。
かには、本気で相談者の人生に向き合う素敵なキャリアアドバイザーも多く出会ってきました。
スカウトをもらう(無料)
転職のスカウトサービスも多くあります。
こちらは、自分の情報を登録して、スカウトを待つスタイルになります。
自分で探すだけでは出会えなかったポジションの可能性が広がることがあるので、登録はしておくのがおすすめです。
スカウト通知をもらうと、気持ち的にも嬉しいです(笑)
自信がなくなったり、疲れたりしがちな活動期間の支えになる、なんて人もいますよね。
とは言え、メールの通知が気になってしまうので、活動用のアドレスを作って、通知を確認する時間帯を決めていました。
企業にダイレクトコンタクトをとる
今はSNSで採用活動をしている企業も多いです。
入りたい企業が明確な場合、その企業がダイレクトに出している情報をさがして、コンタクトを取ってみるのもよいでしょう。
かには、入りたい企業の人をどんどん繋いでもらったりして、転職に有益な情報をもらっていました。
正攻法だけがすべてではないので、試行錯誤してあらゆる方法を試してみると、道が開けてきます。
今回は転職活動全体の流れをおさえていきました。お疲れ様です!
次は、具体的に今の自分の状況を整理していきましょう。
下記をクリックして進んでくださいね