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「やりたいことが向いてない」そう感じてしまったとき、どうすればいい?

takemiyuki20@gmail.com
モヤモヤちゃん
モヤモヤちゃん

転職して、「自分がやりたい仕事」だと思っていたことが出来るようになりました。
嬉しいはずが…、仕事をするに連れて「実は自分に向いてないのでは?」と思うことが増え、モヤモヤしています。
どんなに自分がやりたいと思っても、不向きなことはありますよね?諦めた方がよいのでしょうか?

かに
かに

まず、「自分がやりたい」と願った仕事を手に入れられたこと、本当に素敵です。
やったからこそ、新たな感じ方が生まれてきたのですね。
今回は、「やりたいことが向いてない」と感じてきてしまったとき、どうすればいいかの考え方を紹介します。

「やり切った!」と思えるまで、やってみる

「やりたいこと」が、まず”ある”ということ自体、とても貴重なことです。
さらに、今それができる状況を手にできているということ、これもまた素晴らしいことですよね。

自分が熱量高く、コミットできることであるほど、やっている過程で起こることや結果に敏感になります。
敏感になるので、”壁”だと感じること、自分のふがいなさに気づくことも増えてきてしまうのです。
それは、本気でそのことに取り組んでいるから当然のことです。
むしろ、本気で頑張る誰しもが経験するプロセスとも言えるかもしれません。

その前提に立って、自分が「全てやりきった!」と思えるまで、試行錯誤してみる選択もあるのではないでしょうか。
苦労を乗り越え、成長していくプロセスでの学びは、今やっていること以外にも転用できます。

自分をもう少し信じてみる

人は、上手くいかなかったり、迷いが生じているとき「これからどうする?」「合っていないのかも?」と不安感にとらわれてしまいます

不安感が募ると、たとえ物事が上手くいき始めても気づけず、プラスに目を向けにくくなります。
さらに、日々「合っていないのかも?」と辞める選択を考えていたら、目の前のことに集中でき、上手くいくことも上手くいかなくなってしまう恐れもあります。

そのようなときは、改めて自分の初心を思い出し、目の前のことにコミットしなおすことが大切です。
また「●月●日までは、コミットしてやってみる!」と期限を区切ったり、「●●達成するまでやる!」と目標で区切ったり、自分のルールを決めることも有効でしょう。

……とはいえ、自分の判断に自信がない。
自分の意思がどこにあるのか分からないというときは、他者の力を借りるのもありです。

私はかつて、諦め癖があり、自分のことを「色んなことに手を出すけど統一感がなく何の軸もない人間」だと感じていました。
当時は、自分がすごくちっぽけな存在に思えて、とても苦しかったのを覚えています。

ですが人生を変えるきっかけとなったコーチとの出会いを通して、自分には大切な思いがあったことに気づけました。
確かに「自分の軸」はあったのです。気づけていないだけでした。

その後、その軸をベースに自分が信じた道を継続して進むことができています

自分の中にあるものを「ある」と認識するだけで、大きな自信に変わり、エネルギーにつながります。
少しでも引っ掛かりを感じたあなたは、ぜひコーチングという手段も検討してみてください。
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やりたい・向いてるのどちらも大事にする

仕事には、「自分がやりたい」も「自分に向いている」も、どちらも大切です。
はじめの頃は、どちらかに偏っている場合もありますが、中長期的に見れば、どちらも伸ばしていくことを考えた方が良いです。

その前提で考えると、現時点でのみ「自分がやりたい」仕事をするのか「自分に向いている」仕事をするのかを両極端でジャッジするのではなく、中長期的に考えたときにどうなるかを考えてみるのもよいでしょう。

こんな問いかけをしてみてください

  • 「自分がやりたい」仕事をゆくゆく、「自分に向いている」と言えるくらいに伸ばしていけるかな?
  • 「自分に向いている」仕事を深めていくと、面白さが見つかって「自分がやりたい」と思えるようになってくるかな?
    などなど…
かに
かに

”今”でジャッジするのではなく、中長期的視点でも想像してみることがポイントです!

情報収集を行う

その道で活躍している人の特徴を総合的に分析したり、自分を知っている人に相談してみるのもよいでしょう。
自分では気づけない客観的視点に、気づかされることがあります。

あくまで”ひとつの事例”、”ひとつの意見”というフラットな姿勢で情報収集することがキーです!

本当に「やりたい」のかを問う

やりたいと思っている仕事は、”本当に”自分のやりたいことなのかを改めて問うことも重要です。
例えば、自分が勝手に作り上げた、~すべきや~しなければ、などを「やりたい」ことだと勘違いしているケースもあるのです。

もう一度、「自分がしたいことってなんだっけ?」と問うてみるのもよいでしょう。
具体的に自分の心の声を聞いていく方法を紹介します!

心の声に耳を傾ける

最初のステップとして、自分の本当の気持ちや求めることにふたをせず、耳を傾けることが重要です。

耳を傾ける時間をつくり、下記の問いを自分に問いかけてみてください。

  • 何をしているときに自分が一番生き生きと感じるか?
  • どんな活動に時間を忘れて没頭できるか?
  • 他人の意見や期待に左右されずに、純粋に自分がやりたいことは何か?

外からの影響を一旦取り除く

ときには社会的な期待や他者の意見が、自分の心の声を見えなくしてしまうことがあります。
心の声に耳を傾けるときに、下記も同時に意識してみてください。

  • 「~すべき」「~しなければならない」を外す
  • 他者と比較するのをやめ、自分のペースで進む
  • 一時的にSNSやニュースから距離を置き、静かな環境で自分と向き合う

自分との対話を深めていく

自分と話す時間をつくり、心の声をさらに深めていきましょう。
これまでの経験や感情、信頼できる友人や家族から言われたことなども思い返してみましょう。

  • 過去にどんな仕事や活動が自分に合っていたか、逆に合わなかったかを振り返る
  • 自分がどのように成長してきたか、どのようなスキルを磨いてきたかを確認する
  • 信頼できる人に、どんなことを言われたか、そこから見える自分の強みやよさは何か

一度何も考えない時間を作る

考えることを「保留」し、一度何も考えない時間を作ることも大切です。

仕事自体に疲れてしまい、モヤモヤ感情が湧いてきている可能性もあります。

少しの時間でも仕事から離れてリフレッシュすることをおすすめします。
意外に、休んですっきりしたあとに自分なりの答えが降ってくることもあるんですよね!

私はどうしてもモヤモヤと思考の整理ができないときは、結論を出すことをいったん諦めます

「こんなに頑張って考えたのに答えが出ないということは、きっと今じゃない」
「考えることを頑張った自分、お疲れ!」

自分にそうメッセージして、自分で自分を癒し、リセットします。
癒しのヒントはこちらで紹介しています↓

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かに
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一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営

【経歴】
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供

美味しいごはんと温泉が好き
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