「ミスをして落ち込む……」やらかした時のメンタル対処法や気持ちの切り替え方法を解説【仕事のミス】
仕事でミスをしてしまいました。
とても落ち込みます。
これからどう切り替えていけばいいかを教えてください(涙)
わかります……。
かにも、ミスでひどく落ち込んだことがあります。
今回は、気持ちを切り替えて、次に進む方法を紹介しますね!
この記事では、仕事でミスをしてしまっても気持ちを切り替えて、次に進む方法を紹介します。
この記事を読み終えると仕事でのミスを乗り越えるマインドセットをし、行動をしていくことができるでしょう。
この記事を読んで、少しでも状況がよりよくなると幸いです
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
この記事を監修した人
名前
かに(一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ)
経歴
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供
美味しいごはんと温泉が好き
仕事の失敗で落ち込む人は多い
仕事で落ち込む人は、どのくらいいるのでしょうか。あるデータを紹介しますね!
株式会社ビズヒッツの「仕事で自己嫌悪に陥る瞬間に関する意識調査」によると、仕事で自己嫌悪に陥ることがある人は81.8%という結果になっています。
全国の男女499名に「仕事で自己嫌悪に陥ることがありますか」と聞いたところ、「頻繁にある」「ときどきある」と答えた人が合わせて81.8%にのぼりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000041309.html
落ち込む理由の1位は、「ミス・失敗した」です。
そもそも、多くの人が長く仕事をしていれば、ミスもするし、それに落ち込むことがある、ということが分かります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000041309.html
完璧に仕事ができる人はいませんし、すっとメンタルが安定している人もいません。
それを物語っている調査結果ですね。
ミスはしっかりと振り返り、改善の材料にした方がよいです。
ですが、変に落ち込みすぎたり自分がダメだと否定しすぎたりするのは、ただ自分を追い込むだけになってしまいます。
ミスと適切に向き合いましょう!
とはいえ、私もミスをしたら落ち込みます……。
落ち込んでしまっても、それをNGとするのではなく「そういうときもあるよ」「つらかったね」と自分に優しく寄り添うケアを大切にしています。
ミスをしてしまった時にまずやること
ミスをしてしまった事実を認める
これが一番難しかったりしますよね!
私は「自分だけが悪いわけじゃないのに」などの感情が湧いてくるときもあります。
ですが、向き合わなければ経験を学びに生かせないので意志を持って自分事にすることから始めています!
ミスをしたことを認めることが大切です!
ミスをしないように気をつけていたり、一生懸命頑張っていたのにミスをしてしまうと、どうしてもやるせない気持ちになって、他者や環境のせいにしたくなります。
そこをグッとこらえて、「自分のミス」とすることが大切です。
ミスと向き合う姿勢は、他者も注目てしているところです!
真摯に向き合おうとしている人は、助けてくれる人も集まりやすいのです。
ミスを急ぎ報告する
ミスをすぐに上司や関係者に報告することがポイントです。
隠すことや問題を放置することは、状況を悪化させることに繋がります。
若手のころのミスであればあるほど、先輩からすると「こんなことか」ということも多いのです。
良かれと思って自分で何とかしようとすると、収集に時間がかかり問題がどんどん悪化する可能性があります。
一刻も早く伝え、対処を相談することがポイントです!
ミスをした後のメンタル切り替え
ミスをした後のマインドセットをお伝えします。
放置しても問題が大きくなるだけなので、しんどい気持ちを乗り越えてミスに向き合い、経験をいかしていく姿勢が大切です。
最後まで自分が責任をもって解決する
先輩などに相談した後に、「先輩にお願いしたし、自分は何もしなくていいか」という気持ちになる人もいます。
これは、絶対にNGです!
たとえ、誰かにお願いしたとしても、しっかり最後まで自分が責任を持つという姿勢を忘れてはなりません。
お願いして放置ではなく、「何かできることはありますか?」と確認したり、やってくださったことへの深い感謝と敬意の念を示すことが大切です。
ミスから学べることを考える
ミスは失敗ではなく、成長の機会であると考え、ミスから得られる学びを存分に吸収しましょう。
同じミスを繰り返さないように、ということもありますし、ミスを通して自分の特徴や傾向を知ることも出来ます。
改善するところを決めて、成長に繋げていくことが重要です。
自分を責めすぎない
ミスをしたからといって、自分を責めすぎないことが大切です。
自分を責めたとしても、状況が良くなるわけではないですよね。
もちろん、反省をしていることは周囲には伝えつつも、気持ちはこれからの改善に向いた方がよいです。
サポートしてくださった周囲の方のためにも、ミスからの学びを還元できるようにしましょう。
自分の責任だと責めすぎてしまうとつらく、眠れなくなってしまうこともあります。
そのような状況の場合は、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
周囲からフィードバックをもらいにいく
ミスをしたときに、一人で引きこもらず、周囲からのフィードバックを受け入れることができると、非常に効果的です。
周囲の人の視点や経験から、どのようなことが見えているかを聞きましょう。
相手から何か言われるのを待つのではなく、「ミスを振り返りたいので、今回の行動へのフィードバックをください」などと言って、フィードバックを自分からもらいに行くことがポイントです。
周囲の信頼を守る行動をとる
「ミスをしたから、周囲の信頼がなくなった」と思われがちですが、決してそうとは限りません。
もちろん、周囲に迷惑をかけているという事実はあるものの、ミスへの対応やその後の行動次第で、逆に信頼感が高まっていく可能性も高いです。
周囲の信頼を意識して、ミスをすばやく修正したり、周囲の人の声を真摯に聞いたり、謙虚にミスと向き合い再発防止策を立てたりなど、状況を改善するための具体的な行動を取っていくことが大切です。
周囲への感謝の気持ちを忘れない
フォローしてくださった方々へ感謝の気持ちを伝えます。
「上司だから、部下のミスを処理するのは当たり前」というようなスタンスでは信頼を失う可能性が高いです。
ミスの処理を好き好んでしている人はいないでしょう。
好きではないことを、忙しい中でも、自分のために尽力してくださっているのです。
相手の立場や気持ちを想像し、しっかりと感謝を表現することは大切です。
同じミスを繰り返す場合、根本的な解決が必要
ミスへの対策をしても、何度も同じことを繰り返してしまう場合、根本的な部分を変えていく必要があるかもしれません。
下記に、根本的な対処法もいくつか紹介します!
プロセスの根本改善
ミスが起きやすいプロセスを根本的に見直し、改善していきます。
同じことが何度も起きる場合、小さなところだけにとどまらず、俯瞰して見て全体にかかるようなプロセスの改善までを考えていった方がよさそうですね。
手順は、ミスの発生原因を再検討して、なぜ同じミスが繰り返されるのかの共通点を見つけ出します。
そして、その共通点をいつまでに、どのように変えていくのかの計画を立てて改善を進めていきます。
自分に合う業務・環境にうつる
そもそもの仕事が自分にあっていない可能性もあります。
人は得意不得意があり、不得意なものをやるとどうしてもミスは起こりやすいです。
自分に向いている仕事に移っていくことも一つの選択です。
かにも細かい仕事が苦手で、Excelの表記を見誤ったりするミスをよくしていました。
改善の策を何度も試したのですが、これに関してはなかなか改善しませんでした。きっと今でも…(涙)
また、大きなストレスやプレッシャーの中では、判断力や注意力が下がり、ミスを起こしやすくなります。
自分がどのくらいのストレスやプレッシャーだったら耐えられるのかによって、適切な環境や仕事は変わってくるので、その観点からも自分の心地の良い場所を考えてみるのもおすすめです。
プレッシャーはあればあったほうが良いというわけではありません。
耐えられないレベルだと、押しつぶされてしまいます。
スキルアップを目指す
ミスが繰り返される原因が、スキル・知識の不足にある場合は、積極的に学んでいく必要があります。
社内に研修プログラムなどが準備されている企業もあるため、上司や先輩に一度相談してみるのもありでしょう。
ミスしてしまった後は、とてもつらいことが多いですが、へこみすぎず、次への機会ととらえて、前向きに進んでいきたいです!
もっと深く知識を入れたい場合、本を読むのもおすすめ!
>>ミス対策のおすすめ本を読む
この記事では、仕事でミスをしてしまっても気持ちを切り替えて、次に進む方法を紹介してきました。
ぜひ、仕事でのミスを乗り越えるマインドセットをし、できることから行動してみてください。
少しでも状況がよりよくなることを、心から祈っています。