【20代女性】「スキルなし。そんな私でも転職できますか…?」ーポテンシャル採用の可能性と意識すること
転職しようと思うのですが、私はスキルがないと思っています。
そんな私でも転職は出来るのでしょうか。
転職活動は不安がつきものですよね。
しっかり、人生での経験や人柄・思いを見てくださる企業もありますので、諦めないでください。
中途採用する企業のニーズや、転職活動の可能性などを見ていきましょう!
中途採用をする企業のニーズを想像してみよう
まず、企業はどんなニーズを持って中途採用をしているかについてみていきましょう。
中途採用をしている企業の立場を想像できると、自分がどんな動きを取ればいいかを考えやすくなります。
中途採用をしている企業の状況
今、企業の多くが人手不足に悩んでいます。
そのため、スキルも経験も属性も…完璧な人なんて採用できません。
(そもそもそういう人は存在しないかもしれません!)
なので、「転職したいけど、スキルがなくて…」「私なんて無理かも…」と悩んでいるのはもったいないです。
自分の強みは必ずあるので、やってみたいと思うなら、チャレンジしてみることをおすすめします!
転職活動をしても、入社を決めなければ、何も起きません。
無理に転職をすることはする必要はありません。
ただ、諦めないでいただきたいと思います!
労働を担う現役世代の減少とあいまって、この構造的・慢性的な人手不足を引き起こしているのです。
労働需給シミュレーション
人口動態は大きく変動することがない、最も確実な将来予測であるため、この労働供給制約社会は、避けられない未来と言えるでしょう。
https://recruit-holdings.com/ja/blog/post_20230926_0001/
自分が採用する側だったら、どんな人と働きたい?
自分が採用する側だったら、どんな人と働きたいでしょうか?
自分の現職や前の組織の経験を振り返ってみてください。
そのイメージを持てることが大切です。
採用する側も、そういった目線で採用を考えているということです。
そう考えてみると、スキルだけが大きいのでしょうか?
スキルがあっても、人との協働ができない人はどうでしょう?
今足りないことがあっても、努力して例えば数か月で習得できる人だったらどうでしょう?
そう考えていくと、見え方が変わっていきませんか?
実際に一般的に企業が見る視点はこちらです
- その人がチームに入って、今の業務が進みやすくなるか?(より良くなるか)
- その人がチームに入って、今いるメンバーは心地よく働けるか?
- 企業が想定した年収レンジや働き方と合いそうか? などなど
ポテンシャル採用を行っている企業も多い
そういった企業の状況があり、「未経験採用」「数年間の経験でOK」などのような、スキルレベルのハードルを下げたポジションをオープンしている企業も多くあります。
未経験ポジションの見つけ方
例えば、エージェントに登録して「未経験」「ポテンシャル」などと検索してみてください。
すると、例えば「営業」求人だとしても「営業経験未経験」でOKの求人が出てきたりします。
また、「営業」経験はあってほしいけど、「業界」の経験はなくてOKなどの求人もあります。
さらに、求人票の求める人材のところには、応募者の参考になるように、求める人材の経験年数も記載されている求人があります。
例えば「営業経験1年以上」「営業経験3年以上」などです。
「営業経験1年以上」より「営業経験3年以上」はスキル面でのハードルが高そうだということが予想できますね!
1年以上くらいだったら、他の似た経験でもしかしたら代用できる可能性もあるかな…?なんて想像できます。
(交渉の余地があるかなど、エージェントに聞いてみるのもありです!)
未経験ポジションであれば、動き出しは早い方がいい
「石の上にも3年」という言葉もありますが、時と場合によります。
未経験ポジションで職種を変える場合、早ければ早い方がいい場合もあります。
かにも、24歳くらいまで個人事業を行い、”3年”は経過しないまま、中途採用で大手企業に未経験入社しました。
担当してくださったアドバイザーさんが「早く」ということをおすすめしてくださって、本当に救われました。
早い方がいい理由は、転職先の組織構成と未経験枠ポジションの在り方が関係しています。
未経験ポジションは、どうしても育成の時間がかかります。
そのため、育成前提で採用しやすい人を検討している背景があります。
また、組織的にも、未経験で出せる年収がマッチしているか、周囲のメンバーとのバランスが取れているかなどを気にします。
例えば、1,000万の年収の人から応募いただいても、未経験だと年収はそこまで出せません…となってしまったり。
育成担当が、新卒5年目の人に任せようと思っていて、その人がやりやすい人という観点でも見よう…など。
正解はないので、たくさん情報収集して、検討して、意思決定していきましょう。
※現職に留まることがその人にとってより良い選択になる可能性も十分にあります。
ポジションに生かせる強み・転用できる経験があるかもしれない
私には経験がない…
よく「経験ない」「魅力ない」「価値ない」などのお話を伺うことがあるのですが、絶対に!そんなはずありません。
これは断言できます。
自分のやってきたことをしっかり振り返ってみて、何か生かせることはないか再検討してみてください。
改めて自分の経験を棚卸するのは、未経験求人では特に大切です。
かにも、必死にやった記憶があります…!
人は魅力にあふれています。
適切に振り返りましょう。