「会社のメンバーが協力してくれない!」ー非協力的な人と関わるときに気をつけること
チームメンバーが協力的ではありません。
コミュニケーションを取ろうと働きかけても、上手くいきません。
私なりに頑張りましたが、さすがに難しく、どうしていいのか分からないのでヒントをください。
それは、精神的にきついですね。
今回は、非協力的な人と関わるときに気をつけることを紹介していきますね。
非協力的な人と関わるときに気をつけること
コミュニケーションを取りにくい人と接するのは大変で、精神的にダメージを受けてしまうこともあります。
どのようなことを意識して関わっていけばよいでしょうか?
まずは自分の身を守る
まずは、自分の健康を最優先に考え、限界を超えるまで無理をしないということが大切です。
人は、相手に対して理解してほしい、理解したいという感情が生まれるものです。
しかし、向き合うことが自分に大きな負担となっている場合、かかわりを諦めることも重要な選択です。
難しい関係構築をしていかなければならない場合、普段以上に自分の感情に気を配り、無理がないかを逐一確認していきましょう。
必要に応じて休暇を取ったりして、無理をせず、自分の体と心を休めることを優先することを忘れてはなりません。
自分が解決できることと、できないことを整理する
状況を客観的に見て、自分が解決できることと、できないことを整理することが大切です。
人に変わるきっかけを渡すことはできますが、人を変えることはできません。
そう思うと、とてももどかしい気持ちになりますが、相手と自分との間に一線を引いて、自分の解決できることに注力し、出来ないことはしないということも大切です。
自分では解決できないこと(相手が自分自身で決めること)は、下記のようなことがあげられます。
- ものごとに向かう姿勢
- 意思の強さや熱量
- 仕事の優先順位 など
自分の関わり方を振り返る
コミュニケーションは双方向性です。
自分のふるまいが相手の行動・言動に大きく影響してきます。
相手に変わってもらうことは難しいですが、自分がまず変わってその影響力を相手に届けることはできるのです。
自分が何かを変えていくことで、それが相手に影響を与えることもあるため、自分のふるまいの中でよりよくしていく部分があるのかも検討していきましょう。
たとえば、コミュニケーションの取り方はいかがでしょうか?
下記の観点で振り返ってみてください。
- 伝え方:相手へのアプローチ方法は、相手に届きやすい方法だったか?(一方的ではなかったか、感情的ではなかったか、など)
- 聴き方:相手の話を聴けていたか?(自分のジャッジは入っていなかったか、など)
- 伝えるタイミング:相手の状況として、受け取りやすい状況だったか?(相手が忙しくなかったか、他のことの優先事項が高く余裕がなかったりはしなかったか、など)
上長に判断を促す
あまりにも相手の態度ひどい場合、個人的な問題にとどまらず、組織的な問題となります。
その際は、上司など責任者に相談することも検討していく必要があるでしょう。
相談する場合、具体的な事実をもって状況を説明します。
ポイントは、感情的にはならず、客観的かつ具体的に状況を説明することが重要です。
環境を変える
様々なアプローチを取っても難しい場合は、転職も視野に入れることが必要かもしれません。
兎にも角にも、自分自身のキャリアや健康を最優先に考えることが重要です。
自分の人生は、自分で変えていけます。
健康や仕事のパフォーマンスに悪影響が出る環境に、我慢して居続ける必要はありません。
責任感の強い方こそ、「自分が何とかしないと」「自分がやらないと誰もやらない」などと感じることがあります。
ですが、自分が背負う必要のない範囲もあります。
誰かのために頑張ることも大切ですが、自分の幸せを一番に考えて決断することが必要なタイミングもあります。
しょいこんでつぶれてしまわないように。そこだけは注意です!
私の体験談
私も、人間関係についてたくさん悩みました。
「相手と自分は違う」、「相手は変えられない・変えられるのは自分だけ」と頭で分かっていても、本心でそう思えるまでには、かなりの時間がかかりました。
もどかしいことも多いですが、相手と自分との線を適切に引くことも重要です。
相手と誠実に向き合うことは忘れずに、ですが、自分の幸せも大切にすること、それがとても大切だと感じています。