「私プレッシャーに弱い……」ープレッシャーを克服する力、レジリエンス(resilience)を紹介!
プレッシャーを感じやすく、メンタルがボロボロになってしまうことが多いです。
対処法ありますか……?
メンタルがボロボロになってしまうのはしんどいですね……。
今回は、プレッシャーを感じやすい人の特徴や、プレッシャーを受けたときに起こりがちなこと、克服方法についてお伝えしていきます。
今回は、プレッシャーを感じやすい人の特徴や、プレッシャーを感じたときに起こりがちなことを見ていきます。
最後に、克服方法として「レジリエンス(resilience)」を紹介します!
この記事を読み終えると、自分にかかるプレッシャーをイメージして、プレッシャー克服のヒントを得られます!
この記事を読んで、少しでも前向きな気持ちになれば幸いです
プレッシャーってなに?
プレッシャーは、人や組織などから受ける圧力を負担に感じてしまう状態のことです。
例えば「上司からの期待がプレッシャーになる」などと表現します。
仕事の期待は自分を成長させる一方、あまりにも負担に感じてしまうと精神的にきつくなってしまいます。
プレッシャーは一概に「悪いもの」とは言い切れない
プレッシャーは一概に悪いものではありません。
適度なプレッシャーは、モチベーションを高めたり、集中力を向上させたりするなど、パフォーマンスを向上させます。
”適度”なプレッシャー!難しいですね……!
重要なのが、自分にとっての心地よい度合いを知り、調整することです。
人によって許容範囲が違うので、自分はどのくらいまで受け取れるのかを想像してみましょう。
「ポジティブに感じられるプレッシャーの強さは?」
「逆に、精神的に参ってしまうプレッシャーの強さは?」
プレッシャーを感じやすい人の特徴
次に、プレッシャーを感じやすい人の特徴を紹介します。
もし多く当てはまった場合、プレッシャーの許容範囲が狭いと想像してもよいでしょう。
完璧主義
完璧主義は、最高の結果を求める性質であり、一見するとよいことのように思えます。
しかし、完璧を追求するあまり、小さなミスや失敗を過度に恐れるようになり、結果として大きなプレッシャーを感じることになります。
自分で追い込んでしまう可能性があります。
自己評価の低さ
自己評価が低い人は、自分の能力や価値を過小評価する傾向があります。
そのため、「周囲からの期待に応えられないのでは」という不安が募り、プレッシャーを感じやすくなります。
過剰な責任感
責任感が強すぎると、自分だけで全てを背負い込もうとする傾向があります。
チームでの仕事でも、全てを完璧にこなさなければならないという思い込みが強くなり、プレッシャーが増してしまいます。
他者からの評価を気にしすぎる
他者からの評価を過度に気にする人は、常に周囲の目を気にして行動し、自分らしさを失いがちです。
他者からの期待を過度に受け、プレッシャーを増幅させます。
大きなプレッシャーを感じたときに起こりがちなこと
大きなプレッシャーがかかったときに起こりがちなことを紹介します。
ストレスの増加
プレッシャーを感じやすい人は、日常的に高いストレスを抱えることになります。
これにより、精神的な疲労が蓄積し、心身のバランスが崩れてしまいます。
パフォーマンスの低下
過度のプレッシャーは、集中力を削ぎ、判断力を鈍らせます。
その結果、本来のパフォーマンスが発揮できず、仕事の質や効率が低下することがよくあります。
健康への悪影響
プレッシャーが原因で、慢性的なストレス状態が続くと、身体にも影響が及びます。
頭痛、胃痛、不眠症などの身体的な症状が現れることもあります。
このような症状がひどくなった場合は、要注意です。
専門家に相談しましょう。
人間関係の悪化
プレッシャーに弱いと、周囲とのコミュニケーションが円滑に行えなくなることがあります。
自分の不安やストレスを周囲に伝えられないために、孤立感を感じたり、他者との関係がぎくしゃくしたりすることが増えます。
プレッシャーを感じやすい仕事
続いて、プレッシャーを感じやすい仕事を紹介します。
初めての仕事
初めての仕事では、多くの人がプレッシャーを感じやすいです。
新しいことは慣れるまでなかなかイメージを持てず、本来以上のプレッシャーを想像によって作り上げてしまう可能性があります。
「ちゃんとできるだろうか」「失敗したらどうしよう」といった不安がプレッシャーを生み出します。
レベルが高い仕事
レベルが高い仕事では、多くの人がプレッシャーを感じやすいです。
実際に下記のようなシーンが考えられます。
- 高い期待と責任が伴い、失敗が許されない
- 専門知識や高度なスキルが求められる
- タイトなスケジュールでの業務遂行が求められ締め切りに追われる
- 同僚や競合企業との競争が激しく成果を上げ続けなければならない
- 意思決定に伴うリスクが大きく失敗した場合の影響が大きい
- パフォーマンスが厳しく評価され成果と雇用条件が紐づく
たとえ、仕事を進められる力を持っていたとしても、精神的な緊張感は拭えないことが多いです。
優秀な人でも体調を崩されているケースを何度も目にしました。
忙しい毎日の中で、何とかやりくりをして心身ともにケアしていくことが重要です。
プレッシャーを克服する方法:レジリエンス
では、プレッシャーを感じやすいときに、克服するためにはどうすれば良いのでしょうか。
今回は「レジリエンス」という力をご紹介します!
レジリエンスとは?
レジリエンス(resilience)は、逆境やストレスに直面したときにそれを乗り越える力や回復力を指します。
レジリエンスを高めることで、プレッシャーに対処しやすくなり、精神的な健康を保つことができます。
大変な状況をしなやかに乗り越えて、精神的にも回復していく力ですね!
自分で復活できたらプレッシャーとも付き合いやすくなります。
レジリエンスが効果的な理由
レジリエンスが効果的な理由は、下記のようなことが考えられます。
ストレス管理能力の向上
レジリエンスが高い人は、ストレスを管理するスキルを持っています。
困難な状況でも冷静に対処し、適切な判断を下すことができます。
ポジティブな視点の維持
レジリエンスは、逆境をポジティブに捉える力も高めます。
挑戦や失敗を学びの機会と見なし、前向きな姿勢で取り組むことができます。
柔軟性の向上
レジリエンスが高い人は、状況の変化に柔軟に対応することができます。
計画がうまくいかない場合でも、柔軟に対応策を考え出すことができます。
周囲のサポートをかりる
レジリエンスが高い人は、必要なときにサポートを求めることを躊躇しません。
友人、家族、同僚などにサポートを求め、困難を乗り越えていきます。
自己効力感の向上
レジリエンスが高いと、自分を信じる力が高まります。
これにより、プレッシャーのかかる状況でも自信を持って取り組むことができます。
レジリエンスを高める方法
レジリエンスを高める方法を紹介していきます!
自分の状態把握
自分の感情やストレス反応を理解し、管理することが重要です。
振り返りをして、自分への認識を深めていくことが重要です。
自分の中にもう一人の自分をつくり、客観的に自分を見ていきます。
ポジティブな思考の練習
ネガティブな出来事に対しても、ポジティブな側面を見つける練習をしましょう。
ポジティブ思考が癖づくと、困難をチャンスとして捉えることができます。
これは本当に「練習あるのみ!」です。
何度も何度も捉え方を自分で練習していきます。
かには、プラス思考の友人といる時間を増やし、練習しました。
友人に「あなただったらどう捉える?」と相談して、友人の考え方を真似たのです!
健全な生活習慣の維持
十分な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動は、レジリエンスを高める基盤となります。
身体が健康であれば、精神的にも強くなれます。
当たり前のことですが、一番難しいかもしれません。
特に忙しいと蔑ろになってしまうので、意識的に生活を整えましょう。
信頼関係を築く
信頼できる人との強い関係を築くことが大切です。
サポートを受けたり、相手を支援することでレジリエンスが高まります。
目標設定と達成
小さな目標を設定し達成することで、自己効力感を高めていきましょう!
達成感がレジリエンスを強化します。
プレッシャーは一概に悪いものとは言えませんが、自分が追いきれないレベルになると心身とにも悪影響となることが分かりました。
自分の今の状況をとらえて、レジリエンスを高めていきましょう。
少しずつですが、トライしていくとプレッシャーの感じ方が変わってくるはずです。
一緒に進んでいきましょうね!