自分に自信が持てず仕事が上手くいかないときの克服方法【自己肯定感/仕事の悩み】
自分に自信を持てず、仕事が上手くいきません。
どうすれば克服できるでしょうか?
それは辛いですね……。
自分に自信を持てないことは仕事にマイナスの影響を与えます。
今回はその影響とどうやって克服していくかを紹介していきますね!
自分に自信を持てないことが仕事に与える影響
自分に自信を持てないことが、仕事にマイナスの影響を与えることも多いです。
まずは、どのような影響があるのか見ていきましょう。
責任のある仕事を受けられない(受けたくないと感じてしまう)
自分に自信がないと責任を持つことに対して不安や恐怖が強くなります。
「自分ではできないかもしれない」「失敗したらどうしよう」というネガティブな思考が強く出てきてしまうからです。
どんなに力のある人でも、自分の内から感じる不安や恐怖に打ち勝って進むことは、とても難易度の高いことです。
そのため、不安や恐怖に対して何かの策を打つよりは、マイナス感情そのものが起こる根本原因への対策をしていくことが重要です!
責任のある仕事は確かに精神的負担は大きくなるものの、それと比例して面白かったり、貢献出来たりする仕事であることも多いのです。
仕事を充実したものにしていける可能性が高まります。
責任を取りたくないと感じている場合、こちらの記事に詳細と解決策を書いていますので、ぜひご覧ください!
仕事が向いていないと感じてしまう
自分に自信が持てないと必要以上に「自分で出来るのかな」「これでいいのかな」などの不安感を感じてしまうケースが多いです。
不安感が募ると、たとえ物事が上手くいき始めても兆しに気付きにくくなってしまいます。
プラスに目を向けにくくなるのですね。
そのため、今自分がやっている仕事も上手くいっていないと思うことが多く、向いてないのかもと辞める選択がちらつきます。
もちろん、自分に合っていない仕事で本当に上手くいっていないこともありますが、自分に自信がなく過小評価してしまっている可能性もあります。
時期尚早の選択にならないためにもじっくり吟味することが重要です。
私も失敗したり、上手くいかなかったりするときに「向いていないかも」という考えが頭をよぎることもあります。
自信がなくなるようなタイミングでは特に強く感じやすいです。
仕事が向いていないと感じている場合、こちらの記事に詳細と解決策を書いていますので、ぜひご覧ください!
他者に利用されてしまう
自分に自信がないと不誠実な要求や無理難題などを引き受けてしまう可能性もあります。
他者の良い様に利用されてしまうケースも出てくるのです。
仕事はもちろん自分にとって難しいことも多いでしょう。
ですが、どう見ても不誠実だと感じる要求を全て受け入れなくてはいけないのかというと、そうではありません。
仕事では、しっかりと自分の考えをもとに交渉していくことも大切になります。
しかし、自分に自信がないと、なかなか主張が出来なかったり、自分だけが我慢すればいいという発想になってしまったりすることも多いです。
何でも受け入れてしまうと、他者も「この人は何でもやってくれる」とどんどん要求がエスカレートすることもあるので注意が必要です。
利用されているかもと感じる場合、こちらの記事に事例を書いていますので、ぜひご覧ください!
人の助けを借りられない
自分に自信がないと「人に頼って迷惑をかけたらどうしよう」「人を信頼して裏切られるかも」というような感情になることも多いです。
すると、人を頼らず自分で何とかした方がいいと思い、自分ひとりで抱え込んでしまいます。
ですが、仕事が難しくなるほど、ひとりでやり切るのには限界が来ます。
小さいお願いから何度も繰り返し練習しながら、協働するスキルを身に着けていくことが大切です。
私もはじめは人に頼ることに抵抗を感じていました。自分に自信がなくて、頼って断られるのが怖かったんです。
でもひとりでやるのには限界が来ました。早くに協働のスキルは身に着けておいた方がいいと痛感しています!
人を頼るのが難しいと感じる場合、こちらの記事に事例を書いていますので、ぜひご覧ください!
自分に自信を持てない原因
自分に自信を持てない原因は何でしょうか?
ありがちな原因を紹介していきますね。
現実的には、人によって要因が絡み合っていることが多いので、自分に近そうなものを何となくでも想像しながら読み進めていってください。
過去に失敗した経験が強く残っている
失敗した経験や過去に傷ついた出来事がトラウマとなり、自信を持つのが難しくなるケースが多いです。
たとえば、一所懸命やっていたことが周囲から批判されたり、努力が報われなかったりした場合、それが心に残り、自分を信じられなくなってしまうことがあります。
私は過去に、自分がよかれと思ってやっていた仕事が、全然見当違いで周囲の人に迷惑をかけていたことがありました。
そこで大きなショックを受けたんですね。
記憶が強く残っているので、何かやろうとしたときにはその記憶が思い出され「本当に大丈夫なのかな?」と弱気になる自分を感じてしまいます。
そのままでは、前向きな挑戦が出来なくなってしまうので、克服することを決めました。
過去のトラウマを乗り越えられる成功体験を徐々に積んでいったり、過去の経験自体を振り返り意味付けしたりして、今では克服することができています。
自分に対する期待が高すぎる
自分に対する期待が高すぎて、いつまでも自分に自信を持てないケースもあります。
自分への期待が高い場合、現実とのギャップが大きくなりやすいです。
「ここまでできるはず」「ここまでやらなきゃいけない」と自分にプレッシャーをかけますが、現実には目指す場所に届かないことが多いのです。
どんなに頑張ってもこのギャップが埋まらない限、自分にOKを出せないため「自分は能力が足りない」「ダメな人間だ」などと感じてしまいがちです。
私もよく期待の罠に陥っていました。
どんどん追い込んでしまって、自分で自分の首を絞めているような状況でした。
たとえ小さな進歩があっても、それを見られず、自分の成長や努力を認められないんです。
私は、振り返りを意図的に行い、小さなステップアップにもしっかり目を向けることを続けていくことで克服できました!
他者と比較してしまう
特に現代社会では、SNSやメディアを通じて他者の成功が簡単に目に入るため、無意識に自分を他者を比較してしまいがちです。
置かれている状況や環境は人によって違うのに、そのような前提はすっぽり抜けて比較してしまいます。
そして「あの人はすごいのに、自分はダメだ」と感じてしまうのです。
比較しても仕方がない人と比較をして、どんどん自信をなくしてしまう。
これはとても怖いことですよね。
私は、比較の罠から抜け出すために、プライベートSNSはほぼ削除しました。
SNSに投稿される内容は、その人の「ハイライト」に過ぎません。
それに盛った投稿をしている可能性もあります。
そのようなことに刺激されず、目の前の現実世界に集中できて快適です(笑)
自信のなさを克服していく方法
自信のなさを克服する具体的な方法を紹介していきますね。
「できた」と思える体験を増やしていく
大きな目標を達成しようとするとプレッシャーがかかりすぎることがあります。
そこで、小さな目標に分割して、それをクリアしていきます。
小さな成功体験を積み重ねて、自信を徐々に育てていくことが重要なのです。
また、自信がないと、自分の成功を見逃しがちです。
そのため、やりっぱなしにせずに、せっかく積み上げた成功を自分の中で意識付けすることもしましょう!
達成したことを記録する日記やメモをつけることで、客観的に自分の成長を確認できます。振り返ることで「自分でもできる」という感覚を得られるようになっていきます。
私の経験
私は「できた」ノートを作り、日記のように日々できたことを見える化していきました。
ノート1冊が終わったタイミングで「こんなに色々やったんだ」という感覚がじんわり湧いてきて「私意外にすごいじゃん……」と心から思えたのを覚えています。
どんなに小さなことでもOK!
しっかりと自分のやったことを自覚することが大切だと痛感しました。
自分自身に集中する習慣をつくる
他者との比較など外からの刺激に振り回されないために、自分自身に集中する習慣をつくることが大切です。
自分自身はどうしたいのか、どのような状態が幸せなのか
など自分の基準を改めて考えていきます。
そして、他者と比べるのではなく、自分の過去と現在を比べる「自分比較」をしていくのです。
スマホやPCに毎日のように触れる今は、比較するものが外から入ってきやすい仕組みになっています。
そのため、気にしがちな人は、SNSを消したりスマホを触らない時間を長くとったりすることも必要でしょう。
自分で刺激を少なくする工夫をしていくことが重要です。
もし、他者と比較してしまい自分を否定するネガティブな思考が出てきたら、一旦そうなってしまったことはOKと受け止めて、意識的にポジティブなものに変えることが大切です。
私の経験
私は不要なSNSを削除したり、定期的に森の中を散歩してスマホを見ない時間をつくったりしています。
ですが、他者と比較して自分にがっかりしてしまうことも時にあります。
「あの人はいいな。自分は何でこんなにダメなんだろう」などの比較思考が出てきたら、「この思考を書き換えるなら?」と問います。
そして「私はこの人の○○なところを羨ましいと思っている。私は○○への関心があるんだ(気づいた!)」「良い気づきをもらったけど、私とその人は違う。今は私がすべきことに集中しよう」などと前向きに考え直すことをしています。
比較した人のことをマイナスに思うわけでもなく、自分でモヤモヤするわけでもなく、適切に感情を処理したうえで前に進めます!
周囲のサポートを求める
自信がないときには、信頼できる人たちからサポートを受けることが大きな助けになることが多いです。
友人や家族、同僚、コーチやカウンセラーなどにアドバイスを求めたり、励ましの言葉をもらうことで、自分を信じる力が少しずつ戻ってきます。
私の体験談
自分のものの見方は、過去の経験が大きく関係してくることもあります。
傷ついた経験がある場合、記憶のふたを開けることがしんどい場合もあるのです。
私は、信頼できる友人やコーチやカウンセラーなどに相談し、自分の過去を棚卸していった経験があります。
自分のものの見方の特徴やその背景を知ることができ、ずいぶん楽になりました。
「自分のものの見方が自分を苦しめているかも」「なんか生きにくい」などと感じている場合は、コーチやカウンセラーなど専門家に相談し、一度自分の過去を振り返ってみるのもいいかもしれません。
自己肯定感を高めていく具体的な方法はこちらにも記載しています。
ぜひ、自分の出来ることからトライしてみてください!