転職してすぐ「しんどい」「辞めたい」と思ってしまったあなたへー短期離職のリスクを紹介!転職初日~転職1か月は様子見がおすすめ
転職してすぐなのですが、すでにしんどいです。
辞めたいとも思ってしまいます。
そういう場合、転職活動をした方がよいのでしょうか。
そうなのですね……。
転職してすぐにまた辞めてしまうのは、もったいないです。
今回は、短期離職のデメリットも見た上で「しんどい」「辞めたい」気持ちの対処法を紹介します。
この記事では、転職してすぐ「しんどい」「辞めたい」と思ってしまったときにどうすればよいのかを紹介しています。
この記事を読み終えると、短期離職のリスクを把握したり、気持ちの対処法を知ったりすることができます。
この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になれば幸いです
多くの人が「転職後の不安」を感じている
パーソルキャリア株式会社の調査によると、転職後を不安を感じたことがある人の中で、最も不安を感じていた時期は入社初日という結果が出ています。
1か月以内の回答でおおよそ90%を占めています。
Q:転職後、不安を感じたことはありますか? また、最も不安を感じていた時期はいつですか?
https://ur0.jp/OKkBR
入社直近は、多くの人が不安を感じているのですね。
短期離職のデメリット
短期離職のデメリットもあるので、転職のマイナス面も把握したうえで検討していきましょう。
キャリアの一貫性が見えにくくなる
短期離職を繰り返していると、自分にとっても、面接官などにとっても、キャリアの方向性や専門性が見えにくくなることがあります。
さまざまなポジションを転々としていると、どのようなキャリアを積み上げていきたいか分からなくなっていきます。
もし現時点でキャリアが転々としている場合、一度立ち止まって自分が長期的にどのような未来を望んでいるかを整理する必要があるでしょう。
転職難易度が上がる
短期離職が多いと、転職先を見つけるのが難しくなることがあります。
転職難易度が上がる理由
- 採用担当者は、長期的に働いてくれるかを重視します。そのため、短期離職について気にする可能性が高いです。
- 仕事には信頼性や責任感が大切です。短期間で辞めることで、業務に対する責任感やプロジェクトを完遂することについて問題ないか不安を感じる可能性があります。
- 短期離職が続くと、職務に対するコミットメントや熱意に不安を感じ、再確認される可能性もあります。
もちろん、短期離職の原因をしっかりお伝えすれば理解いただける企業も多いです。
転職回数が増えてしまいそうな人はこちらもおすすめです。
ストレスの増加
新しい環境に慣れていくことは、大きなストレスがかかります。
頻繁な職場変更は、慣れるストレスを何度も感じることになり、スキルアップや経験を積んでいく時間を短くしてしまいます。
環境を整えた上で精神的な負担を減らし、じっくりと目の前の業務に集中することが大切です。
目の前の仕事に集中することが、自分の成長にも繋がります。
転職初日~転職1か月”モヤモヤ”の対処法
転職初日~転職1か月という短期の場合、早期で退職してしまうのはもったいないです。
ストレスの要因は今後も続くものなのか、自分の努力で変えられるものなのかを冷静に見極めていきましょう。
とは言え「しんどい」「辞めたい」などのモヤモヤする気持ちはおさまりませんよね。
下記で、気持ちをどのように落ち着かせていくかの対処法を紹介します。
ただし、心身ともに健康被害が及んでいる場合は、休んだ方がよいです。健康第一です。
自分の気持ちを整理する
自分が「つらい」「辞めたい」と感じる気持ちを見える化していきましょう。
例えば、どんなことを感じているかや、気持ちが湧きあがった原因などをノートに書き出してみます。
すると、自分の気持ちを客観的に見ることができ、正しく現状把握ができます。
客観的に自分の気持ちを捉えることで、冷静になれます。
小さな目標を設定する
大きな目標ではなく、小さな目標を設定して、達成感を積み上げられるようにしましょう。
例えば「今日は1人の同期と話してみる」「社内システムの使い方を1つ学ぶ」などが挙げられます。
入社当初は、大きな成果を上げるのは難しいことが多いでしょう。
上手くいかない自分に凹んでしまわないように、自分の気分を上げる方法を入れ込んでいきましょう。
小さな目標についてはこちらもおすすめです!
リフレッシュする時間を作る
仕事から離れてリフレッシュする時間を持つことで、ストレスを軽減できます。
休憩時間にお散歩をしたり、趣味に没頭する時間を作ったりなど、リラックスタイムをつくりましょう。
ストレス解消のヒントはこちらにまとめています!
コミュニケーションを積極的に取る
自分から周囲の人と積極的にコミュニケーションを取ることで、職場に早く馴染むことができます。
例えば、ランチや休憩時間に職場のメンバーと話す機会を作り、関係を築いていくのもおすすめです!
話しやすい関係になると、サポートも得やすくなりますね!
オープンなコミュニケーションを心掛けましょう!
家族や友人などとの時間を大切にする
入社してすぐのときは、頑張りたいと一生懸命になってしまう人もいるかもしれませんが、そんなときこそ家族や友人など大切な人との時間を大切にすることもおすすめです。
大切な人の言葉に救われることもありますし、モチベーションが湧いてくることもあるでしょう。
専門家に相談する
ストレスがひどい場合、カウンセラーやコーチに相談することもよいでしょう。
新しい環境に慣れるまでは特に、自分のベースを整えておくことが何よりも重要です。
自分の気持ちを整理する手助けをしてもらいましょう。
しんどい気持ちを和らげたいときは、コーチングよりカウンセリングの方が適切です。
プランBを考える
最悪の場合に備えて次のステップを考えておくと、気持ちに余裕が生まれます。
転職市場の状況を調べてみる、スキルアップのための学習を続けるなど、次の手を準備することもできる範囲でやっておくとよいでしょう。
転職初日~転職1か月の時期は、「現状の仕事をよりよくすること」をしっかり考えていきましょう。
プランBで疲れてしまっては本末転倒です。
プランBはあくまで無理がかからない程度におさえてください。
今回は、転職してすぐ「しんどい」「辞めたい」と思ってしまったときにどうすればよいのかを紹介してきました。
心身の負担が大きすぎるときは職場から離れることも検討していくべきでしょう。しかし、短期離職のリスクはありますので、しっかり把握し決断することが重要です。
またモヤモヤの対処法も試し、心の安定を自分で作ってみてください。
より充実した職場生活を送れるようになることを、心から祈っています。