「仕事の責任が増えてしんどい……」ー緊張状態から自分を守る方法

takemiyuki20@gmail.com
A子さん
A子さん

最近、仕事の責任が大きくなりました。
期待は嬉しいのですが、不安も大きく、緊張しすぎてつらいです……。
対処法を知りたいです。

かに
かに

仕事のプレッシャーからの緊張感はつらいですね。
今回は、緊張状態を解消する具体的な方法を紹介しますね!

この記事で分かること

緊張状態を解消するためには、リラックスすることが重要です。

この記事を読み終わったころには、過度な緊張が心身に悪影響を与える理由を把握し、リラックスの具体的な方法を実践できるようになります。

さっそく、今日からおすすめのリラックス方法を試してみてください!

緊張が心身に悪影響を与える理由

責任が増えたことで感じる緊張は、身体と心のバランスを崩します。

心身に悪影響を与える理由を紹介します。

自律神経の働き

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経はストレスを感じたときに活発化し、身体を「戦うか逃げるか」状態にします。

かに
かに

「戦闘」モードですね!!!

これにより、心拍数、血圧が上昇し、身体が覚醒状態に入ってしまうのです。

リラックス状態に持っていくには、交感神経とは逆の機能を持つ、副交感神経を働かせないといけません。

かに
かに

自律神経の調整が必要ですね!

ストレスホルモンの分泌

緊張を感じると、ストレスホルモンが分泌されます。

ストレスホルモンは、身体のエネルギーを高め、集中力を上げるのに役立ちます。

かに
かに

「戦う」ためには必要な機能!

ですが、過剰に分泌されると身体に悪影響を及ぼしてしまいます。

体内時計を乱し、睡眠ホルモンであるメラトニンが減少するため、眠りにくくなります。

不安や心配事で頭が休まらない

緊張状態では、不安や心配事で頭がいっぱいになります。

頭の中で「明日のプレゼンがうまくいくだろうか」「プロジェクトが成功するだろうか」などの思考がぐるぐると回り、リラックスできません。

この状態では、脳が休息モードに切り替わらず、身体を休めることができません。

かに
かに

最近、リモートワークも増えて、仕事のあれこれを切り離せないというお悩みを聞きます。

仕事と休憩の切り分けができないという人も増えていますね……。

具体的なリラックス方法

呼吸法

深呼吸は、即効性があり、簡単にできるリラックス法です。

例えば、4秒間かけてゆっくり鼻から息を吸い込み、7秒間息を止め、8秒間かけて口からゆっくり息を吐き出す「4-7-8呼吸法」を試してみましょう。

この呼吸法は、心拍数を落ち着かせ、リラックスを促します。

また、1日に数回行うことで、日中の緊張感も和らげることができます。

かに
かに

呼吸は、なかなか「吐けない」人が多いです。

しっかり、吐くことを意識すると深い呼吸をしやすくなります!

呼吸法の詳細

  1. 鼻から4秒間息を吸う:ゆっくりと鼻から息を吸い込みます。腹部が膨らむのを感じながら、4秒かけて息を吸い込みましょう。
  2. 7秒間息を止める:吸い込んだ息を7秒間保ちます。この間に、身体全体がリラックスしていくのを感じることができます。
  3. 口から8秒間かけて息を吐く:ゆっくりと口から息を吐き出します。全ての息を出し切るように、8秒かけて吐き出します

マインドフルネス

マインドフルネス(瞑想)は、「今この瞬間」に意識を集中させることで、心を整えます

毎晩、就寝前に10分間、静かな場所で瞑想をする習慣をつけると、リラックスした状態でベッドに入ることができます。

かに
かに

かには、ベッドに入って瞑想をしています。

自分が好きな香りを枕に垂らして、瞑想用の音楽を流しながら心を整えています。

マインドフルネスの詳細

  1. 静かな場所を見つける:リラックスできる静かな場所を見つけ、楽な姿勢で座ります。座っても横になっても構いません。自分が一番リラックスできる姿勢でOKです!
  2. 呼吸に集中する:目を閉じて、自然な呼吸に意識を向けます。息を吸う時と吐く時の感覚を感じ取りながら、呼吸に集中します。
  3. 思考を手放す:頭に浮かんでくる考えや感情をそのままにして、再び呼吸に意識を戻します。考えが浮かんでも、それを追いかけずに、ただ受け流すことが重要です。
  4. 10分間続ける:この状態を10分間続けます。慣れてきたら、時間を15分、20分と延ばしても良いでしょう。

適度な運動

運動は、ストレスを軽減し、睡眠の質を高めます

例えば、ヨガや軽いストレッチを取り入れると、筋肉の緊張が和らぎ、リラックスできます。

また、ウォーキングや軽いジョギングも、全身の血行を良くし、心身のバランスを整える効果があります。

適度な運動の詳細

  1. ヨガ:ヨガは、心身のリラックスに非常に効果的です。例えば、就寝前には、背中や肩周りをほぐすことを意識しましょう。日中のデスクワークで溜まった緊張を解消します。
  2. ストレッチ:簡単なストレッチも効果的です。特に、ふくらはぎ、背中を伸ばすストレッチは、体全体の血行を良くし、リラックスを促進します。ストレッチを行う際は、ゆっくりと深呼吸をしながら、無理のない範囲で行いましょう。
  3. 有酸素運動:ウォーキングや軽いジョギングは、全身の血行を促進し、ストレスホルモンの減少を促します。日中に30分程度のウォーキングを取り入れることで、心身のバランスが整い、夜もぐっすり眠れるようになります。
かに
かに

運動は健康にとって欠かせません。

かには、デスクワークな毎日なので、数分のヨガや体幹トレーニングをこまめに取り入れています!

就寝前のルーティン

就寝前のルーティンをすることで、身体に「寝る時間だ」と知らせることができます。

例えば、毎晩同じ時間にお風呂に入り、リラックスできる音楽を聴きながらハーブティーを飲むなど、自分なりのリラックス ルーティンを見つけましょう。

スマホなどの電子機器を避けることも重要です。

就寝前のルーティンの詳細

  1. 電子機器を避ける就寝前1時間はスマホやPCを避けることが重要です。ブルーライトにより、睡眠の質が低下します。代わりに、本を読んだり、リラックスできる音楽を聴くと良いでしょう。
  2. お風呂に入る:就寝前にお風呂に入ることで、体温が一時的に上がり、その後の体温低下が睡眠を促進します。ぬるめのお湯にゆっくり浸かると、全身のリラックスが促進されます。
  3. ハーブティーを飲むカフェインを含まないハーブティーは、リラックス効果があります。カモミールティーやラベンダーティーは、特にリラックス効果が高く、就寝前におすすめです。
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この記事のまとめ

責任が増えたことで受ける緊張はつらいです。

しかし、ストレス解消を実践することで、日常が穏やかに変化していくでしょう。

どんな時でも、自分をいたわり、リラックスする時間を持つことを忘れずに

これからも自分自身を大切にしながら、一緒に頑張っていきましょうね。

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一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
“3か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営

【経歴】
・人事系研究員(専門:20~30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践)
・大手転職エージェント(企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス)
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供

美味しいごはんと温泉が好き
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