【自己分析のやり方】自己分析をして転職活動の軸を持とう!
転職を考えていて、自己分析をしたいです。
おすすめのやり方を教えてください!
転職を成功するために自己分析は欠かせません!
自己分析の時間がよりよいものになるよう、自己分析の重要性や上手くいくやり方などをお伝えします!
自己分析とは
自己分析とは、自分を理解して分析していく作業です。
自己分析を通して適職は見つかっていきます。
>>適職は何かについてはこちら
これまでの経験やその中で得た価値観を紐解きながら、自分の能力・性質・スキル・なりたい姿、心地よくいられる状態などを整理していきます。
これらを言語化することで、転職活動をするうえで外せない軸を持つことができるのです。
軸を持つことは、企業選びや面接などに有効です!
転職活動で自己分析をする理由(メリット)
転職活動で自己分析は、キャリアの方向性を明確にし、自分にとって最高の職場を見つけるために必須です!
具体的に、転職活動で自己分析をする理由についてあげていきます。
自分軸をもてる
自己分析を通じて、自分の強みや弱み、スキル、経験を把握します。
これらは自分に適した職種や業界を選ぶ軸となり、行動を絞ることができます。
自分の軸をもって行動することで、大切にすべきところに時間をかけられ、後悔なく転職活動を進めることができます。
また、自分軸を持っているとハッキリと言語化することができるので、面接での説得力にもつながります。
とりあえず一気に応募して面接が進んでしまうと、1社に割く対策の時間が限られます。
自分の指針を持って、優先順位をつけて進んでいくことが大切です。
自分をアピールできる
自己分析をしていると、自分のことを言語化でき、しっかり面接官に伝えられるため、自分アピールすることにつながります!
よりよい転職先を見つけようとすると、人気求人であることが多いです。
転職市場自体は活気があり、転職はしやすくなっているものの、よい条件の求人は非常に競争が激しい現状があります。
そりゃそうですよね!
仕事内容もよく、給与も高く、環境も整っているポジションはみんなが求めます。
かにが転職のアドバイザーをやっていたときも、相当な倍率の求人をいくつも見てきました。
自分の強みや弱み、価値観などを明確にし、それに基づいて書類や面接を組み立てていくと、成功率が大幅に上がります。
自分が心地よく働ける場所を見つけられる
自己分析により、自分が何を求めているのかを知ることができます。
それを基準に転職先を検討できるため、自分が心地よく働ける職場環境や企業文化を持つ企業を見つけやすくなるのです。
自分の大切にすることにマッチした場所を探すことで、満足度高く働ける可能性が高まります。
長期的に働ける環境と出会えるでしょう。
ごきげんに働ける環境を探すために、まずは自分がどのような状況だとハッピーになるかを知ることが大切です!
成長に気づき自信が湧いてくる
自分の過去の経験や行動を振り返ることで、自分の成長を実感することができます。
自分に自信が湧いてきて、これからのキャリアへの意欲にもつながるでしょう。
もし転職活動で壁にぶつかっても「自分はやってこれた」「成長できている」と思い返すことで、折れることなく進めますね!
また、面接でも堂々と自分がやってきたとこと伝えられます。
キャリアパスをイメージできる
自己分析を行うことで、自分のキャリアイメージを持つことができます。
自分が本当にやりたい仕事やありたい姿に向かって進むことができます。
未来のイメージがついていることで、モチベーションの維持にも繋がります。
忙しい毎日だと未来のことを考えられない人もいるでしょう。
せっかくの機会に、腰を据えて考えてみるのもよい経験です!
面接対策につながる
自己分析を行うことで、自分の経験やスキルをどのように面接で伝えるか、具体的なエピソードを準備することができます。
面接での質問に対しても、自信を持って答えることができるようになります。
自己分析は面接前に必ずやっていただきたいです!
自分のことを伝えられないと、面接官も適切に判断することができません。
変に自分を作ってしまうと例え入社できても、入社後にミスマッチが起きてしまう可能性があります。
ミスマッチを防げる
自分の価値観や働き方のスタイルを理解することで、企業との相性を判断する材料となります。
逆もしかりです。
これにより、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に働ける職場を見つけやすくなります。
「内定を獲得する」ための転職活動ではありません。
「入社後に活躍できる」「ごきげんに働ける」ようになるための転職活動です!
真の目的を忘れないようにしましょう!
自己分析のステップ
自己分析の第一歩は自分を知ること
自己分析の第一歩として、自分を知ることから始めましょう。
「早く行動したい!」「自分の内側を見ても何もないのでは?」……もしかしたらそう思う人もいるかもしれません。
ですが、自分が選択してきた道を振り返ることでしか、自分が望む未来は見えてきません。どんなに優秀なコンサルでもアドバイザーでも、共通する絶対的な正解は出せないのです。
自分を客観視する
自分を知るときに大切なのは、自分を客観視する「メタ認知」の力です。
>>メタ認知についてはこちら
だからキャリアのアドバイスをする際に「問い」が用いられているのです。
答えを持っているのは自分自身だけです。
価値観とキャリアイメージの言語化
次に、今まで振り返ってきた経験をもとに自分の価値観を見つけていきます。
それに合わせてキャリアイメージ、ありたい姿をイメージしていくとよいでしょう。
ごきげんに自分が働ける状態をイメージする中で、業務内容・人間関係・働きやすい環境を想像してみるとよいでしょう。
>>ごきげんに働ける仕事とは?こちら
キャリアは決して仕事だけを考えることではありません。
いわゆるプライベートや副業などを含めた「人生」を考えることです。
自分が何を大切にしているのか、どのような働き方をしたいのかイメージしていきましょう!
自己PRの準備
ゆくゆく面接対策は別途行いますが、自己分析をしながら何となくでも「面接で話せるかな?」などとイメージしながら行うと、書類作成や面接での自己PRが楽になります。
自分の強みやこれまでの成果を具体的に伝える方法を考え、自信を持ってアピールできるようにします。
面接官をイメージして、どうしたら伝わるかを考えるのも学びになります。
自分以外の人に伝わるか聞いてもらうのもおすすめです。
自己分析のやり方・ツール
自分の経験・特徴を洗い出す問い
自分を知るには、まず、自分の経験や特徴を洗い出してみることをおすすめします。
活用できる問いを紹介しますね!
- 好きなこと・時間を忘れて没頭してしまうことはありますか?その理由は何ですか。
- その活動を通じて、どのような感情や満足感を得ることができますか?
- その活動を通じて、周囲にどのような影響を与えていると思いますか?
- 思い出に残っている出来事や体験は何ですか?どうしてそれが思い出に残っているのでしょう?
- 興味の中で、特に掘り下げたいと思っている分野は何ですか?
- 過去の成功経験から、自分の得意なことや強みは何ですか?(どんな小さなことでも構いません)
- 楽しいと感じる活動や趣味は何ですか?それらの活動から何を得られると思いますか?
未来をイメージする
自分が進んでいく道のその先にワクワクできるのかをイメージしてみることが大切です。
「できっこない」などの否定の声は、いったん横に置き、様々な条件を取っ払って、楽しく妄をしてみましょう。
未来の想像を膨らませる方法を紹介します!
- ビジョンボードの作成: 未来をよりイメージしやすくするために、ビジョンボードを作成してみましょう。ビジョンボードとは、雑誌やインターネットから、自分の心が動く画像や言葉を集めてつくっていくのです。自分の”好き”がたくさんつまったボードに仕上がり、イメージがどんどん湧いてきます。
- ストーリーテリング: 自分の未来を物語にしてみるのも良い方法です。どんな登場人物が出てくるでしょう?どんなところで、何をしているでしょう?自分物語をつくってみてください。
- モデリング: 自分がなりたい人・あこがれる人を想像してみてください。行動や考え方をイメージして、モデルにしてみましょう。その人がどのように日々過ごしているかを想像して、真似します。
モデリングでイメージした人が近くにいる場合は、ぜひ話を聞いてみましょう!
自分のイメージと現実があっていたか、ギャップがありそうだったらそれをどうとらえるかなどを確認していくことをおすすめします。
*自分が経験したことのないことだと、イメージしたことと現実が大きく乖離していることもあります。
いざ、その方向に進んでみたら全然違っていたというミスマッチを防ぐためにも、できるだけ現実を見に行くようにしましょう!
ちなみに私はビジョンボードを気に入っていてたまにやります。
やっていくうちに、どんどんワクワク感が高まります!
ぜひ、映像でイメージできるまで想像を膨らませてみてくださいね。
価値観カード
価値観カードを使用して、自分の価値観や優先順位を明確にします。
自分が何を重視するかを知ることで、適した仕事を見つけやすくなります。
モチベーショングラフ
- 過去の仕事や経験を時系列でグラフ化し、モチベーションが上がったり下がったりした要因を分析します。
- 自分がどんなときに心が動くのか、自分にとって何が重要かを把握できます。
自己分析ツール
- オンラインの自己分析ツールを利用するのも効果的です。
- たとえば、「ストレングスファインダー」「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)」などがあります。
- ツールは、性格や強みを客観的に評価するのに役立ちます。
フィードバック
- 過去の同僚や上司からフィードバックを求めることも有効です。
- 他者から見た自分の強みや改善点を知ることで、自己理解が深まります。
ジャーナリング
- 日記やメモを活用して、日々の経験や感情、考えを記録します。
- 定期的に振り返ることで、自分の思考パターンや価値観をより明確にできます。
キャリアコーチング・カウンセリング
- プロのキャリアカウンセラーとのセッションを通じて、専門的な視点から自己分析を行うことも効果的です。
7つの習慣の自分分析
スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」に基づく自己分析のフレームワークです。
- 主体的である: 自分の行動や選択に責任を持つ
- 終わりを思い描くことから始める: 最終目標やビジョンを明確にする
- 重要事項を優先する: 優先順位をつけて行動する
- Win-Winを考える: お互いに利益を得る解決策を考える
- まず理解に徹し、そして理解される: 相手の話をよく聞き、自分の意見も伝える
- シナジーを創り出す: チームワークや協力によって相乗効果を発揮する
- 刃を研ぐ: 自己成長やリフレッシュを行い、常に自分を高める
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