「仕事がつらい…仕事に行きたくない…」の対処法とは?
仕事がつらいです…行きたくないです…
そうしたら解決するでしょうか?
それはつらいですね……。
今回は、ごきげんに働く状態に向けて、何が必要かを整理していきましょう。
課題解決していくには、動く前に現状を整理して優先順位をつけていくことが大切です。
具体的に「現状」と「なりたい姿」とそこにあるギャップは何かを見つけ、ギャップを解消するにはどうすればよいかを検討していきます。
下の図を使いながら、進めていきますね。
- 現状:今の仕事の状況
- なりたい姿:3か月でどうなっていたいか(余裕のある人は、1年後・10年後・人生の中で…など未来のことも考えるとより深まります)
- ギャップ:現状となりたい姿との差分・足りないこと
現状を把握する方法
さて、現状を把握していきましょう!
さっそくですが質問です。
「今ごきげんに働けていますか?」
もしごきげんに働けていない場合、原因はどのようなところにありそうでしょうか?
現状の問題を洗い出してみてください。
*ごきげん度合いをもっとあげたいという視点も大歓迎です!
その場合も今の状況をよりよくしたい点はどこなのかを洗い出してみてください。
ごきげんに働けていない原因 3選
問題の洗い出しの観点を紹介していきますね!
ぜひ、紹介していく3つの観点も参考に現状整理を深めていってください。
ごきげんに働けていない場合……
主に下記3つに問題が整理できることが多いです。
- 自分のスキル・経験不足の問題
- 自分の捉え方の問題
- 環境の問題(今回は詳しくは扱いません)
↓3つの問題を具体的に紹介していきますね。
自分のスキル・経験不足の問題
自分のスキル・経験不足の問題で、ごきげんに働けていない可能性があります。
自分のスキル・経験不足の問題は、下記のような具体的な状況が挙げられます。
当てはまるようなことがあったら、自分の具体的な状況に置き換えてメモをしておいてくださいね。
専門知識の不足 | 業務で使う技術についての知識が不足している場合、業務を効率的に進めることができない。 |
業界知識の不足 | 業界特有の暗黙の了解やトレンドに対する理解が浅い。 |
ソフトスキルの不足 | コミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルが不足している。 |
問題解決経験の不足 | トラブルや難しい交渉などの経験が少ない。 |
適応力の不足 | 変化の激しい環境に適応する経験が少ない。 |
マネジメントの不足 | プロジェクトの計画や進捗管理の経験が少ない。 |
自分のスキル・経験不足の問題は、自分で経験を積んでいくしかしかありません。
一瞬で解決する魔法のような方法はないのです。
ですが、自分の現状を適切に把握し、なりたい姿に対して何をしていくのかを「意識」することで、より早くアップデートしていくことができます!
「やってみて」→「振り返って」→「学びを生かしてまたやってみて」のサイクルを何度も回し、行動をスムーズに成果に繋げていきましょう。
自分でできることを増やせば増やすほど、自由度が増し、どんどん仕事が楽しくなっていくので、諦めずコツコツ努力を続けていきましょう。
↓自分の捉え方の問題もあるかもしれないので、次も検討してみてください。
自分の捉え方の問題
自分のスキル・経験はあるにもかかわらず、自分の捉え方の問題でごきげんに働けていない可能性もあります。
自分の捉え方は一瞬で変えられますが、行動にダイレクトに影響を与えるので、自分の捉え方へアプローチするのはとてもおすすめです!
自分の捉え方の問題は、下記のような具体的なパターンが挙げられます。
当てはまるようなことがあったら、自分の具体的な状況に置き換えてメモをしておいてくださいね。
たとえば、失敗したときに「自分はダメだ」と必要以上に責めてしまうことがあります。
自分で自分を追い込んでしまい、自信を失っていきます。
すると、新しい挑戦が怖くなり、業務が単調になってしまうでしょう。
そして、日常の業務が単調でつまらないものだと、何のためにやっているのか分からなくなっていきます。
「代り映えのない日々だ」とモチベーションが下がり、業務への熱量が低くなってしまうことも考えられます。
自分自身が目の前の仕事を捉えなおしたり、やり方を変えていったりすることで、仕事に対する充実感を高めていくこともできます。
環境の問題
自分の問題ではなく、環境に大きな問題がある場合も考えられるでしょう。
ですが今回は、自分を高めていくことでごきげんに働く自分になることが目的なので、環境の問題は省きます。
あまりにも環境が悪い場合は、転職も視野に入れるとよいでしょう。
こちらで「転職を成功させる道のり」を紹介していますので、ご覧ください!
なりたい姿を把握する方法
次に「なりたい姿」を把握していきましょう。
どんな未来にしていきたいかイメージしていきます。
「こんな自分だったら」「こんなことができたら」「周囲の人とこんな会話ができていたら」など想像してみてくださいね。
- まずは、3か月でどうなっていたいかを考えてみましょう!
- 1年後・10年後・人生の中でなど、中長期的な未来のこともイメージできるとより深まります。
すぐに思いつかない場合は、下記3つの観点を参考にしてみるとよいでしょう。
観点についてはこちらで紹介しています。
- 自分のやりたいこと・ありたい姿が叶えられている
- 周囲に頼られ感謝される状態が叶えられている
- 対価に納得している状態が叶えられている
また、自分のやりたいことを整理するために下記も参考になさってください。
ギャップを把握する方法
最後に「ギャップ」を把握していきましょう。
ギャップを見つける
「現状」と「なりたい姿」とギャップは何かを見つけていきます。
今まで洗い出してきた「現状」と考えた「なりたい姿」を比較して、ギャップに思うことを出していきましょう。
正解はないので、思いついたことからどんどん書き出してみてください。
書き出したあとに、特に優先したいことを明確に、そして具体的にしていきます。
具体的していくには、6W2H*を使って考えていくことをおすすめします。
*6W2H:When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Whom(誰に)、Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)、How much(いくら)
ギャップを解消する方法を考える
ギャップを解消するにはどうすればよいかも検討していきましょう。
行動にうつさなければ、現状は何も変わりません。
今からでも行動にうつせるレベルの内容に落とし込んでいきましょう!
さて、何をどのように変えていけばよいでしょうか?
下記の観点も参考に考えていってください。
- スキルのギャップ: 必要なスキルや知識と現在持っているものの差を埋めていく行動は何か?スキル習得のためにセミナーを受講し情報収集するなど。
- リソースのギャップ: 必要なリソース(時間、資金、人材)と現状のリソースの差を埋めていく行動は何か?新しいことをするために、何かをやめるなど。
- プロセスのギャップ: 業務プロセスや作業フローにおいて、現状のパフォーマンスと目標とするパフォーマンスの間に存在する差を埋めていく行動は何か?効率性、効果、品質、速度、コストなど。
お疲れさまでした!!!ステップ1はここまでです。
下記をクリックしてステップ2に進んでいきましょう。
*もしページにない情報で聞きたいこと・お悩みがあれば、記事のコメント欄かこちらにメッセージください。お答えします。