【仕事のミス】やらかした次の日の過ごし方
今日仕事でミスをしてしまいました。
明日どう会社で振舞えばいいか分かりません。
どうすればよいでしょうか……?
それはとても緊張しますよね。
今回は、仕事でミスをしてしまったときの翌日の過ごし方を紹介します。
- ミスをしたあと、鍵になるのは翌日の朝です。心の準備をし、早めに出社しましょう。
- 仕事が始まったら、自分を責めすぎず前向きに考えつつも、仕事のプロセスを見直し、改善していくことをおすすめします。
- 周囲の人は振舞いの変化を見ています。最初はしんどいかもしれませんが、少しずつ立て直していきましょう。
鍵になるのは翌日の朝!翌日の朝にまずすべきこと
心の整理をする
ミスをした翌日、まずは心の整理をしましょう。
失敗を引きずらないためには、感情を整理し、前向きな気持ちに整えていくことが大切です。
自己否定が強い人は特に、批判の沼にハマらず、何が原因だったのかを客観的に分析し、次につなげることだけを考えましょう。
ミスをした事実はどうやっても変わらないので、一定評価は下がるかもしれませんが、そこに囚われずに前向きな姿勢を持つことで、周囲の見方も変わってきます。
貴重な時間を自己否定という過去のことに使うのではなく、次につなげる未来を考えましょう!
心を落ち着かせる方法としては、深呼吸や軽いストレッチなどをして、心と身体をほぐします。
職場に行ってストレスを感じることもあるので、ラベンダーなどのアロマを持っている人は、鞄の中にアロマとハンカチを持っていくとよいでしょう。
胃がキリキリしてきた場合、アロマとハンカチを持ってお手洗いに行き、深呼吸するのがおすすめです。
気持ちを切り替えることができ、多少楽になると思います。
自分が自分を一番に応援してあげる存在になりましょうね!
前日のミスを冷静に振り返る
身支度中や出社しているときなどに、冷静に前日のミスを振り返るとよいでしょう。
- 何が起きたのか
- どのようにしてそのミスが発生したのか
- 自分の行動で改善した方がよい点は何か
- 自分の行動でよかった点は何か などなど
感情的になるのではなく、客観的な視点で事実を見つめ直すことが大切です。
冷静に振り返っておくことで、会社で何かを聞かれた際にもスムーズに答えることができるでしょう。
また、今後同じミスを繰り返さないための注意点が浮かぶ可能性もあります。
早めに出社し準備する
ミスの翌日は、早めに出社してその日の仕事の準備を整えます。
早く出社することで、余裕を持って1日のスタートを切ることができ、精神的にも落ち着きを取り戻す助けになるでしょう。
特に、前日のミスが他の業務に影響を与えている場合は、トラブル対応に時間を割く可能性も考えられるため、時間的余裕が必要です。
また、上司や同僚に対して誠意を示すためにも、早めに出社して状況報告や謝罪を行うことが重要です。
ミスのあとは時間的にも精神的にも余裕がなくなることが多いです。
前倒しの時間配分を心がけましょう!
ミスをした翌日の意識
自分を責めすぎず前向きに考える
ミスをした日の翌日は特に、自分を責めて凹んでしまう人も多いでしょう。
ズーンと落ち込みすぎていると、周囲はどのように関わればよいか困ってしまう場合もあります。
それに、自己批判を続けると精神的な負担が増し、次のミスを誘発する可能性が高まってしまうのです。
反省はしつつも自分を過度に責めすぎないように注意しましょう。
ミスは誰にでも起こり得るものであり、重要なのはその後の対応です!
ミスをしたことを新たな学びの機会と捉え、今後の業務を改善していきましょう。
焦らず、前向きに進んでいきましょう!
感謝の気持ちを持つ
ミスをした際にサポートしてくれた上司や同僚に対して感謝の気持ちを持ち、言葉と態度で表現することが大切です。
感謝の意を伝えることで、サポートしてくれた人は自分の行動が助けになっていた事実を感じられます。誠実さも伝わるでしょう。
また、自分自身も環境へのありがたみを実感でき、前向きな気持ちになれます。
ミスをした翌日の過ごし方(人間関係)
上司や同僚とコミュニケーションを取る
ミスをした翌日には、上司や同僚としっかりコミュニケーションを取りましょう。
誠実に謝罪し、ミスの原因と対策について報告することが重要です。
すでに原因と対策について話し終わっている場合にも、謝罪の一言はあるとよいでしょう。
上司や同僚からの信頼を回復するためには、誠実な態度が何よりも重要です。
謝罪の方法はこちらも参考に。
フィードバックを受け入れる
ミスをした際には、上司や同僚からのフィードバックを積極的に受け入れることが重要です。
聞いてない態度だと不誠実に見られてしまい、信頼回復がどんどん難しくなっていきます。
また、フィードバックは自己改善のための貴重な情報です。
具体的な改善策やアドバイスをもらった場合は、実践する意識を持ちましょうね!
前向きで積極的な姿勢を示す
ミスを挽回するためには、前向きで積極的な姿勢を示すことが重要です。
自分から積極的に問題解決に取り組み、新たな改善策も考えていきましょう。
たとえば、ミスを防ぐための新しいプロセスやチェックリストを作成し、上司やチームに提案することなどが挙げられます。
前向きで積極的な姿勢を示すことで、前向きな印象を与えることができ、信頼回復が早まります。
ミスをした翌日の過ごし方(仕事)
優先順位を見直す
ミスをした翌日は、タスクの優先順位を見直すことが重要です。
他の重要な業務とのバランスを考慮し、効率的に時間を配分することを考えていきます。
前日のミスで発生したトラブル対応がある場合、優先的に処理していきましょう!
時間を配分する際には、To-Doリストを作成し、各タスクの重要度と緊急度を設定しなおすことをおすすめします。
最重要と判断したものから粛々と進めていきましょう。
高い集中力を持つ
ミスの翌日は、高い集中力を持って仕事に取り組むことが求められます。
気持ちが不安定になっていることもあるので、いつも以上に時間をかけてチェックを行うとよいでしょう。
自信がないところは、周囲のメンバーにWチェックを依頼するなども考えられます。
ミスを挽回しようと、過度に働きすぎない
ミスを挽回しようとするあまり、過度に働きすぎることは避けるべきです。
無理をして長時間働くと、疲労が溜まり、結果的に新たなミスを誘発する可能性があります。
そのため、適度な休憩を取り入れ、仕事の合間にリフレッシュすることが大切です。
焦りすぎず、ですね。
ペースを徐々に戻していく感覚を持つとよいでしょう。
ミスをしたあとのマインドセットや解決はこちらもおすすめです!
注意:ミスをしたときにしてはいけないこと
ミスを放置すると、問題がエスカレートして、あとあと取り返しのつかないことになる可能性があります。
対応するときはとても嫌な気持ちになるかもしれませんが、向き合っていきましょう。
ミスをしたあとに、絶対にしてはいけないことを紹介していきますね!
言い訳をすること
ミスは全てが自分のせいでないかもしれません。
運が悪いことが重なって、ミスが起きてしまう場合もあるでしょう。
ですが、自分のよくなかった部分は適切に受け止めることが大切です。
他者や状況のせいにすることは、解決に役立ちませんし、周囲との信頼関係を損う可能性があるので要注意です。
他者を非難すること
ミスが起きたとき、他者を責めたり非難することはやめましょう。
もし相手に悪い部分があった場合は、ともに状況をよりよくしていくことを考えていきましょう。
責めるのではなく、どうしたら改善できるのかという視点で話を進めていくことをおすすめします!
感情的になること
ミスをしてしまったときこそ、冷静になることが大切です。
ミスに気づいたときに、焦りや不安、怒りや恥ずかしさなどが湧き上がってしまうことも多いでしょう。
しかし、感情に支配されないようにすることが重要です。
感情的になると、適切に問題を把握することができず、改善が遠のいてしまいます。
問題を放置すること
ミスが起きたら、すぐに対処することが重要です。
問題を放置することで、影響が拡大してしまう恐れもあります。
迅速に問題に取り組むことで、より深刻な状況に陥ることを未然に防ぐことができるでしょう。
放置してしまうと、取り返しがつかないミスに発展してしまう可能性もあるので要注意です。
ミスを放置するとどうなってしまうの……?
問題がどんどん大きくなる
ミスを放置すると、問題がどんどん大きくなります。
たとえば、1つの小さなミスが、プロジェクトに影響を与えて、プロジェクトの参加者に混乱を引き起こすことがあります。
混乱した参加者から新しいミスが起こる可能性も高まります。
たった1つの小さなミスでも未解決のままにしておくと、混乱が雪だるま式に大きくなり、さらなる問題を引き起こす可能性があります。
「このくらいのレベルなら大丈夫」と自分で解釈せずに、すぐに報告することが大切です!
信頼が失われる
ミスを放置すると、チームや関係者からの信頼を失うリスクがあります。
自分がミスを放置している人を見たときに、どんなことを感じるでしょうか?
その感覚で、他者も自分のことを見ている可能性が高いです。
仕事において、信頼や誠実性は非常に大切です。
それらを守るためにも、苦しい気持ちを乗り越えて、しっかりミスと向き合っていきましょう。
問題解決・信頼回復にかなりの時間がかかってしまう
ミスを放置すれば、あとで問題解決や信頼回復にかなりの時間がかかってしまうでしょう
早くに対処すればすぐに解決できた問題が、放置した結果、問題が大きくなってしまい、解決により多くの労力や時間が必要になってしまうのです。
こうなると、自分自身だけではなく、組織全体の負担も増え、たくさんの人に迷惑をかけることになってしまうでしょう。
ミスが起きてすぐの今であれば、いくらでも取り返せます!
誠実に丁寧に、ミスへの対応をしていきましょう。
ミス改善について相談したい!
「1人で何とかするのは限界な気がする……」
「スムーズに解決したい」
「気持ちの落ち込みやモヤモヤについても、話しを聞いてほしい」
そんなお悩みがあるときは、ぜひ私にご相談くだると嬉しいです!
あなたの悩みを丁寧にヒアリングし、1人1人個別のメッセージをお贈りする私のコーチングでミスを克服していきましょう!
ミスに対する耐性がついたり、ミスそのものを減らす土台がつくれれば、仕事に対する悩みの大部分が解消するのではないでしょうか?
私のコーチングでは下記のようなことを一緒に取り組んでいきます。
■ミスに落ち込まない考え方を学ぶ
■ミスを前向きに活かす方法を学ぶ
■ミスの原因を見出す
■ミス防止策・次の行動を検討する
何度もミスを繰り返してしまう人は、特におすすめです!
一緒に改善への道を模索していきましょう。
- ミスをしたあと、鍵になるのは翌日の朝です。心の準備をし、早めに出社しましょう。
- 仕事が始まったら、自分を責めすぎず前向きに考えつつも、仕事のプロセスを見直し、改善していくことをおすすめします。
- 周囲の人は振舞いの変化を見ています。最初はしんどいかもしれませんが、少しずつ立て直していきましょう。