「仕事の先延ばし癖をなおしたい！」ーやるべきことから逃げてしまう原因と克服法

モヤモヤちゃん

先延ばし癖がひどいです。
次の日までにしないといけないことも、ギリギリまで手を付けられず、結局間に合わせるために雑な対応になってしまい後悔します。
どうすればよいでしょうか……？

かに

何とかしたいですね……！
今回は、仕事を先延ばししてしまう原因と克服法を紹介していきますね。

仕事を先延ばししてしまう原因

仕事の優先順位がつけられない

優先順位をつけるのが苦手な人は、重要なタスクとそうでないタスクを切り分けすることが苦手です。

そのため、重要な仕事を後回しにしてしまうことや、緊急性の低い仕事に時間を割いてしまい、本来やるべきことに手が回らなくなることがおきる可能性があります。

かに

何が最も大切なのか、今すべきことは何なのかを掴んでいくことが大切です。

仕事と自分の状況を見て時間配分することが難しい

仕事と自分の状況を捉えて業務をコントロールするのが難しく、適切に業務調整ができない可能性があります。

例えば、仕事が多すぎてどこから手をつけていいかわからない、完璧主義の傾向が強く一度にすべてを完璧にこなそうとしてしまい納期に間に合わない、などの状況が考えられます。

また、自分のペースが作れていないときは、仕事の関係者からの期待に応えたいと思うあまり、時間配分が上手くできないことも少なくありません。

かに

業務量が多くなりすぎて、体調を崩してしまうケースもあるので注意が必要です。

該当業務へのモチベーションが低い

業務に対して興味ややりがいを感じられない場合、自然とモチベーションが下がり、先延ばしにしてしまうことが多くなります。

特に、ルーチンワークが多い職場や、自分のスキルや知識が活かせない仕事の場合、モチベーションの維持が難しくなります。

かに

かにも興味がないことへの先延ばし傾向が強いです。

やったあとのご褒美を設定するなどして、自分の気持ちを高めています

仕事を先延ばし癖の克服法

タイムマネジメントのスキルを身につける

タイムマネジメントのスキルをつけていくためには、まず自分の一日の時間の使い方を見直すことが重要です。
具体的には、以下の方法を試してみてください！

• タスクリストを作成する：毎朝、タスクをリストアップして、優先順位をつけましょう。重要なタスクから取り組むことで、効率的に仕事を進めることができます。
• 集中の時間を何に使うか検討する：自分が集中できるタイミングを知り、それを何に使うかを考えましょう。

かに

タスク管理は、To Doリストでもよいですし、スケジュールにタスク時間を入れてしまう方法もあります。

集中できるタイミングに、より頭を使うような仕事を入れると効果的でしょう。

モチベーションを高める工夫をする

仕事に対するモチベーションを高めるための工夫をしましょう。

自分にとっての仕事の意義や目的を再確認することもありますし、自分にご褒美を与えることも有効です。

かに

面倒な仕事もたくさんあります。
それを処理するのは苦痛でモチベーションが上がりません。

ぜひ頑張った自分を褒める意味も込めて、仕事終了時には美味しいものを食べたり、趣味を楽しんだりなど、何かのご褒美をあげてくださいね！

ご褒美の設定の仕方をいくつか紹介します。

小さなご褒美

タスクごとに小さなご褒美を設定しましょう。
例えば、「この報告書を終わらせたら、お気に入りのカフェでコーヒーを飲む」などのように具体的に決めてしまうのが有効でしょう。

大きなご褒美

大きな目標に対しては、大きなご褒美をあげちゃいましょう。
例えば、「プロジェクトが成功したら、週末に旅行に行く！」など。

かに

旅行に行くことを想像したら、苦手な仕事もがんばれちゃいます！

ご褒美があることを見えるように示す

ご褒美を視覚化することも効果的です。
例えば、カレンダーにご褒美の予定を書き込んだり、デスクに写真を貼ったりします。
意識することで、モチベーションを維持しやすくなります。

具体的な行動計画を立てる

仕事を先延ばしにしないためには、具体的な行動計画を立てることが重要です。

漠然とした計画ではなく、明確なステップを踏むことで、実行しやすくなります。

スモールステップに分ける

大きなタスクを小さなステップに分解し、それぞれのステップに対して具体的なイメージを持ちます。
小さなステップに分けることで、やることがはっきりしますし、達成感を得やすくなりテンションも上がります。

かに

かにもどうしても嫌なタスクの場合は「PCを開く」こともタスクに入れています。

始めてしまえば熱中していくこともあるので、いかに始めるかを工夫することがおすすめです！

具体的に行動内容を決める

行動計画を立てるときは、ステップごとに具体的に内容をイメージしておくことが大切です。
例えば、「リサーチを行う」ではなく、「月曜日の午前中にインターネットで3つの信頼できる情報源を探す」といった具体的な内容にします。
具体的にすることで、何をどのように行うかが明確になり、先延ばしを防ぎやすくなります。

期限を設定する

ステップごとに「いつまでにやるか」の期限を設定しましょう。
期限を決めないと「今日は疲れたから明日でいいや」となってしまいます！

デジタルツールを活用する

せっかくタスク管理や時間管理をサポートツールがたくさん出てきているので、ぜひ活用しましょう！
ツールを活用することで、仕事を先延ばしにする習慣を克服する助けになります。

タスク管理ツール

タスク管理ツールを使ってタスクリストを作成し、タスクごとに期限を設定します。
進捗状況も確認できるため、忘れてしまうことを防げます。

カレンダーアプリ

GoogleカレンダーやOutlookカレンダーを使ってスケジュールを管理することも効果的です。
予定を細かく入れ、最初からタスクで時間をブロックすることで、計画的に仕事を進めることができます。
リマインダー機能もついていますので、重要なタスクや締め切りを忘れないようにすることもできます。

アドバイスしてくれる人を見つける

どうしても仕事を先延ばしにしてしまう場合は、自分一人で頑張るだけでなく、他者の助けを借りることも重要です。

隣でフォローしてくれる人を見つけていきましょう。

コーチやメンターを見つける

信頼できるコーチやメンターを見つけ、キャリアや仕事の進め方についてアドバイスをもらいましょう。
他者の力をかりて、先延ばしの原因を見つけ出し、効果的な対策をうっていくのです。

かに

苦手なことは1人でやっても上手くいかないことが多いので、出来るようになるまで、他者を頼るということは非常に有効です。

具体的な実践方法

メンターと一緒に、目標を具体的に設定し、期限を決めて取り組んでいきましょう。
例えば「次のミーティングまでにこのタスクを完了させる」「今週中にこのプロジェクトの進捗を報告する」など、具体的な行動計画を立てましょう。
進捗状況を共有する際には、達成できたことだけでなく、失敗したことも共有し、ともに改善を進めていきます。

自分のルーティンを作る

ルーチンを作ることは、先延ばしを防ぐために非常に効果的な方法です。

毎日の作業に一定のパターンを持たせることで、仕事に取り組む習慣が身につき、自然と効率が上がります。

朝のルーティン

朝の時間は特に重要です。
1日の始まりをどのように過ごすかが、その日の生産性に大きく影響します。
例えば、以下のような朝のルーティンを作ってみましょう！

• 早起きしてストレッチをする：体を動かすことで、頭がすっきりし、エネルギーが湧いてきます。
• 朝食をしっかり取る：栄養バランスの良い朝食を取ることで、集中力が持続します。
• その日のタスクや目標を確認する：タスクリストを見直し、優先順位を確認します。最も重要なタスクを最初に取り組むようにしましょう。

仕事のルーティン

仕事中も、一定のリズムを持って取り組むことが大切です。
以下のようなルーティンを取り入れてみてください！

• 午前中に集中作業を行う：午前中は集中力が高い時間帯です。クリエイティブな作業や難しいタスクをこの時間に行いましょう。
• 定期的な休憩を取る：一定の時間ごとに休憩を取ることで、集中力を維持します。
• 午後は会議やメール対応に充てる：午後は集中力が落ちることが多いため、比較的軽い作業やコミュニケーション業務を行うと効率的です。

夜のルーティン

1日の終わりにもルーティンを作ることで、翌日の準備がスムーズになります：

• その日の振り返りを行う：達成したこと、改善点を振り返り、翌日の計画を立てます。
• リラックスする時間を持つ：ストレスを解消するために、読書や軽い運動、リラクゼーションなど、自分がリラックスできる時間を確保しましょう。

かに

日々のルーティンを少しずつ整えていくことで、自然と先延ばしが減り、効率的に仕事を進めることができるでしょう！

かに

一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ

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“３か月でごきげんに働くわたしになれる”
がんばりやさんがごきげんに働く道のりを紹介する
「かにちゃんのごきげんジョブチャンネル」を運営

【経歴】
・人事系研究員（専門：20～30代の職場活躍・職場コミュニケーション実践）
・大手転職エージェント（企業向け採用コンサルティング・求職者向け転職アドバイス）
・個人向けコーチング・カウンセリングの提供

美味しいごはんと温泉が好き